2.さようなら、エヴァンゲリオン(その1)
古い作品が多くなると初めに語っておきながら、今年の作品を語ってしまうのですがw
おめでとう(拍手)
えー、シン・エヴァンゲリオン(以後単にシンエヴァと記する)。去る7月21日、終映を迎えました。興行収入102億の大ヒットとなりましたのは、私も予想外でしたが、何とも嬉しい限りでございます。
私は二度見ました。実は去年まで同じ映画を二度見た事は無かったので、無論これは気に入ったし、気になったということであります(最初に二度見た映画については、どこかでまたいずれ)。
以後、ネタバレがあります。今更ですが念の為。
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私の待っていたエヴァでした。
Qでのアスカの怒りも、消えた綾波レイも、ミサトさんの冷淡さも、トウジの死を思わせるシーンも、マヤの苛立ちも、全ての伏線を回収し、メインキャラの結末を丁寧に着けていく時間が、至福でした。
ああ、これがQと同時上映されていれば、ミサトさんも9年間も延々と「手のひら返し」などと言われ続けずにすんだのに!
同時に、まあ無理だよね、というのも分かります。確か当初はQで完結と言われていたと記憶しています。次に完結編(読めないタイトル)との二本立て同時上映となり、やがて完結編は後日に(いろいろうろ覚え)。
Qと完結編を合わせて三時間で収まる筈が無かった。と言いつつ確認したら、Qって百分切ってるんですね。なんとか三時間二部上映に収めようとした監督の努力が伺えます。
いや、他の監督で、他の作品ならばできたのかも知れませんが、庵野監督が自分を納得させる流れが、それを九十分に収めることが監督の中ではできなかったという事でしょう。シンエヴァは二時間越えでした。
そういえば先月はQとシンエヴァの一挙上映イベントが開かれたそうで。これこそエヴァ完結編の真の姿。監督などのトークショーも含めて参加された方には至福だった事でしょう。……計4時間前後も席に着いているのは大変だったでしょうけどね!
(続く)
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