ガシッと手を組んで
柊ハク
第1話「付き合って」
「俺と付き合ってくれ!!」
頭に乗せた葉も払わずにクラスメートの男子は言う。
「必ず幸せにするから!」
「…は?」
かろうじて絞り出したのは、腑抜けた疑問符だった
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