(二)-23
人工知能を使い美浜みどりを作るとしても、その人工知能をどう死体に組み込んだらいいのか、よく考えたら、何も知らなかった。ともかく死体をなんとか保存しようとした。
常温ではもちろん腐ってしまった。冷蔵庫でも長期間の保存はできなかった。冷凍庫では保存できる量は限られていた。だからその多くは捨てるしかなかった。特に死体の顔はすぐに醜くなった。匂いも酷かった。
今回は慎重にことを運ばなければならない。とりあえず、今晩はそのまま寝かしておき、明日以後、どうするか決めようと思う。
(続く)
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