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  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    「短編小説マイスター」のお知らせからやってきまして、拝読させていただきました。
    すごくきれいで……幻想的で、せつなくて、読後の余韻につつまれて、すばらしかったです……!!
    すてきな、とてもとてもうつくしい物語をありがとうございました。
    今後とも陰ながら応援しております!

    作者からの返信

    柳なつきさま お読みいただき、ありがとうございます。(コメントいただいてはじめて短編小説マイスターに選出されていたことに気がつきました! 二重に御礼申しあげます!)
    楽しんでいただき、とても嬉しいです。といいますか、まさか「アゲイン 高校の同級生が、ペットショップで売られていました。」の著者様に御声掛け頂けるなんて! 実は足跡をつけずにひそかに拝読させていただいておりましたもので……感激致しました!
    現在完結にむけて推敲中とのこと、応援致しております(*^^*)

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    切ないですね。展開を考えながら読んでましたが…まさか?鈴ちゃんが…。とちょっと主人公の男性の気持ちを考えると…悲しいだろうなぁと感じました。夏って、色々なドラマがありますね。

    作者からの返信

    たから聖さま お読みいただきまして、御礼申しあげます。
    別れは悲しいものです。けれども、わたしは忘れられてしまうことはもっと悲しいことだとおもっています。その想い出ごと忘却されてしまったときに人は再びの死を迎えるのだと……ひと夏の幻想に想いを寄せていただき、とても嬉しいです。

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    カクヨムの短編ランキングでお見かけして参りました。言葉選びが素敵で、かつて別れた死者との再開を、「きつねはなび」という言葉がうまく結んでいて、素晴らしいなあと思いました。私も表現を勉強せねば、と俄然意欲がわきました!

    作者からの返信

    お読みいただきまして、ありがとうございます。
    彼岸花は物語の題材としてはあり触れているのですが、どうしても自身の筆で書きたくて、こころに浮かんだ「狐が降る」という言葉と重ねて綴りました。彼岸花の別名は千もあるそうですね。それだけ、ひとびとのこころに訴えかけるものの、多い御花なのでしょう。幻想的、ともいえますね(*^^*)

    何処かで御見掛けした気がしたのですが、ほっこりじんわり大賞で受賞なさった作家様なのですね。素晴らしいです(*^^*)

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    狐が降ると言う謎の現象を見事に書きあげていて、さすがの描写力だなあと思いました。

    切ないですが、前を向ける物語でした。
    私も、大人になってからただ繰り返すだけの日々を送っています。この日はもう二度とこないのだと言う、そう言う感覚を取り戻させてくれました。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    狐が降る。という言葉がどうしても頭から離れなくて。
    あと、昨夏に猫を想いながらつぶやいた言葉を組みあわせて、物語にしたものです。

    気がつくといつも季節が過ぎています。慌ただしくしていると春も夏も秋もあっというまで、毎年懸命に乗り越えている冬ばかりが記憶に残ってしまいます。……二度と巡ってこない季節を、ちゃんと意識して見送りたいものですね(*^^*)

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。しかも素敵なお星さまと言葉まで添えていただき、御礼申しあげます。

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    叙情感に溢れた品性と流れる川のせせらぎを思わせる文体にとても魅了されました。
    予測していたオチ通りの展開も表現がとても美しく、思わず涙が出そうになりました。
    夏が、待ち遠しくなりました。

    作者からの返信

    @Hyoga360さん
    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    文章についてお褒めの言葉を賜りまして、恐縮致しております。言葉が好きで、言葉に触れることを喜びとして小説を綴っておりますので、こうした御声をかけていただけると非常に嬉しく、励みになります。
    いまは最も夏が遠い季節です。来たる夏はどうか佳き想い出の夏となりますよう、お祈り致しております(*^^*)

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    読ませていただきありがとうございます。

    夢見里さんの圧倒的文章力を全身全霊で感じられるとともに、夏の淡い想い出を幻想的に思い描くことのできる素晴らしい短編でした。

    少なくとも私には描けません笑
    堪能させていただきました、ありがとうございました。

    作者からの返信

    夏の幻想をお読みいただき、ありがとうございます。もったいない御言葉を賜りまして、重ね重ね御礼申しあげます。
    夏は物語にしたくなるような季節ですよね。現実と幻想の境が重なりやすくなるのかもしれません。
    引き続き、頑張りますので、今後とも応援していただければ嬉しいです(*^^)

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    「狐が降るよ」もう、その出だしから心をつかまれました。幼き日のみずみずしい思い出、ひと夏限りの命は眩しすぎて記憶からこぼれ落ちてしまったのでしょうか。もう一度大人になったらこうであっただろうか、という彼女に会えて良かったです。狐が降る、幻想的で素敵な表現です。

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます。
    狐が降るという言葉がふっと頭によぎってからというもの、こころから離れず、どうしても書きたくなりました。
    ほんのひと夏の、細やかな幻想。季節はずれになってしまいましたが、楽しんでいただけたようでなによりでした。
    また御縁を頂ければ幸甚です。

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    切なくて美しいお話ですね。「きつねはなび」という謎の言葉にとても心惹かれました。

    「風鈴がそよぐように彼女はいった」
    最初のこの表現から素敵!と思いました。

    「子どもの頃は毎年新しい夏がやってきた。おんなじ夏は一度きりだった。いまとなっては去年の夏も今年の夏もかわり映えのしない、いつもの夏だ」
    ここの文章が、言われてみたら本当にそうだと思って切なくなりました。ラジオ体操に算数ドリル、プールに行ってアニメの再放送を見た夏休みと、今の暑い暑いというだけの夏とは全然違う……と。
    この文章はただ主人公の夏への気持ちを語っただけでなく、後半の展開への大きな伏線になっていたのですね。

    「僕」にとっては鈴ちゃんとのお別れが哀しみだけでなく、久しぶりに思い出した「とてもあどけない感動」だったことが救いです。
    子ども時代のような新鮮でいつも胸いっぱいの夏を過ごしていない自分の中にも、当時体験した感動は残っていて、忘れはしても消えることはなく、自分が窮地に陥った時にこそ生きる力を与えてくれているのかも……と、そんなことを考えました。

    この世にないような美しい幻想と、誰の内にもあるリアルな郷愁とが混ざりあって、静かに心を打つお話となっていますね。
    あと、曼珠沙華のことを狐花というとは知りませんでした……。すごく素敵な表現!

    作者からの返信

    松宮かさねさん
    いつも心細やかなご感想を賜りましてありがとうございます。ひとつひとつの言の葉を拾いあげていただき、とても嬉しいです。

    もともとコロナ禍のことを考えていて、春も夏も自粛で、また来年楽しめばいいと想ってはいても……ああでもこの夏は何度季節がめぐっても《いま》しかないんだなぁと。そんな、そのときだけの夏を題材にした小説が書きたいとおもいまして。ちょうど覚書に《今晩あたり狐が降るかとおもいまして》という一文があったので、組みあわせてみたいなと考えました。
    ……楽しんでいただけたと伺い、ほっと胸をなぜおろしています。

    仰るとおり、想い出はこころのあかりですね。道に迷ったとき、眠れない夜、そっとこころに寄り添ってくれます。

    彼岸花はわたしの誕生日花でもあり、思い入れがあります。彼岸花の異名はたくさんあるみたいですが、そのなかでも狐花は素敵だなぁとおもっています(*^^)

    最後になりましたが、お読みいただき、ありがとうございました!

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    はじめまして。
    とても美しい物語でした。これぞ文学ですね。
    日本的な繊細な情緒のある幻想文学だと思いました。
    泉鏡花の系譜のように思えました。
    このような作家さんがウェブに書いておられて幸いです。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    はじめまして、夢見里 龍と申します。
    お読みいただきまして、ありがとうございます。非常に嬉しい御言葉を頂戴し、重ねて御礼申しあげます。幻想文学。愛しております。泉鏡花先生のような偉大な御方の名をあげていただき、畏れ多いかぎりです。
    いまはあまりこうした小説は需要がないのかもしれませんが、きっと幻想を愛する御方もおられるのではないかとおもい、投稿を続けております。
    ご縁を賜り、ありがとうございました。

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    隠り世の彼女との束の間の再会。失った時間は戻らずとも、胸の奥底に刻み込まれた思い出は消えないのでしょうね。
    冒頭の幻想的な言葉に惹かれて一気に最後まで読んでいました。漢字の使い方に独特の「世界」があって素敵です。

    作者からの返信

    板野かもさん お読みいただきまして、ありがとうございます。
    「今晩あたり狐が降るとおもって」という言葉だけが頭のなかにあり、それをどうしても物語というかたちにしたくて書きあげた夏の短編です。夏はよい季節ですね。いつも体調を崩してしまうのでどうしても春や秋のほうが好きになってしまいますが、小説にするのに夏はやっぱり特別な季節です。
    漢字のつかいかたにも御心を寄せていただき、恐縮でございます(*^^*)

  • 狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    きれいでした。
    きつねってきれいですからね、それを扱った文章もきれいになりますよね。当然当然。満足満足。
    しっぽふりつつかえります、あでゅー。

    作者からの返信

    きつねのなにかさん
    お読みいただき、ありがとうございました!

    きつねはきれい!これはもう文學界の常識ですよね!
    わたしもしっぽふりながら、これからも小説を書き続けますので、きつねのかわいいおうえん団さんに引き続き応援を宜しくお願い致します!

    編集済

  • 編集済

    狐降る夕、君を想ふへの応援コメント

    夢見里 龍さま

    とても素敵で切ない物語。拝読させていただきました。

    “僕”が転勤してきたのも決して偶然ではなく、きっと“鈴”さんが呼び寄せたのでしょう。

    完全に約束を忘れていた“僕”に思いださせるため、もっといえば鈴さんとしては、ちゃんとしたお別れができなかったのが心残りだったのでしょうか?

    過去を振り返るなか「きつねはなび」をきっかけに彼女のことを思いだし、最期「きつねはなび」になった彼女を想う彼──とても切ない。

    彼は「きつねはなび」をしながら、何を想うのでしょう。

    失ってしまった命に想いを馳せ──、

    「せめて、火の珠を落とさなければ彼女は燃え尽きなかったことにならないかな。──であるならまたいつか逢えるのに」と、そう信じたかったのかな。

    二度と彼女と逢えないことを悟りながらも──。

    それとも、「夏を捜そう」とあるので、「きつねはなび」をすることで、幻想のなかだけでもあの頃の彼女の面影を捜して約束を果そうと──彼にとって“想いの残り香”のような忘れ物──逢いに行ってるのかな。


    最期、自らが「きつねはなび」となることで約束を果たした鈴さん──約束よりなにより“僕”に逢いたかっただけなのかも。

    色々と考えさせられる余韻の素晴らしい、素敵な物語でした。


    きちんとした星をお付けさせていただいて、レビューをさせていただきたいのですが、申し訳ありません。

    カクヨムさまに触れさせていただいた初期の頃、訳も分からず星だけを付けてしまってあとで気づきました。

    せっかく言葉を添えることができるのに、そうしないというのは「もの悲しいなぁ」と思い、レビューするときはきちんと言葉を添えたものをと考えるようになりました。

    ですので、失礼ながらも感想だけでもしたためさせていただければと、レビューはもっときちんとした言葉を添えたいという思いがあり、なかなかにハードルが高く心苦しいです。


    夢見里 龍さま

    お返事いただきありがとうございます。とても恐縮いたしております。

    確かに読んでいただけるだけで幸せです。自分もそう思います。
    言葉にならない星についても同意見です。
    物語についても読んでいただける御方が存在してこそだと思っております。

    ただ、自分でこれから星を付けるならせっかくなら言葉を添えた形が望ましいのではないかと、あくまで自分が行う場合です。

    決意表明のようなものです。

    感懐を抱く素敵な小説に巡り合えたときには、自分は誠実に感謝の意をお伝えしたいなと、ただ、それだけのことなのです。

    他人様に対して、「星を付けて、言葉を添えないのは悪いことだ」とかそう言った考えは毛頭ないです。

    他人様のお考えにまで言及している訳ではありません。

    言葉たらずで誤解を招くようなコメントをしてしまい誠に申し訳ありません。

    言葉を伝えるというのは斯くも難しいことかと痛感しております。

    自分の文章能力のなさ故なのですが、これからもどうか呆れずに、
    今後も何卒、よろしくお願いいたします。

    このようなご時世ですから、ご自愛ください。

    これからも応援いたしております。

    作者からの返信

    玲弦 志鴉 さま

    いつもながらお読みいただきまして、ありがとうございます。
    わたしは昔から線香花火と彼岸花が好きで、いつかそれらを題材に小説を書きあげたいとおもっておりました。
    《きつねはなび》……彼はどんな想いで、どんなふうに燃やすのでしょうね。祈りながら。あるいは懐かしみながら。どのようなかたちであっても、これから夏が巡る度に彼は《きつねはなび》に火を燈すのだとおもいます。わすれても、想いだすために。

    お気遣いを賜りまして、恐縮でございます。小説という「言葉」に読んでくださった御方の「言葉」をかえしていただけるのはとてもとても嬉しいです。玲弦 志鴉さまが寄せてくださった御言葉も度々読みかえしては、今後の励みとさせていただいております。
    けれど、言葉にならない星というのもまた嬉しく、それこそ読んでいただけるだけでわたしは幸せです。物語というのはどなたかに読んでいただけてはじめてに物語となれるのですから。
    これからも玲弦 志鴉さまにわたしの小説を読んでいただければ、それいじょうの喜びはございません。


    8月27日・追記

    ご丁寧に返信まで賜りまして、ありがとうございます。
    いえいえ、こちらこそ大変失礼致しました。わたしも玲弦 志鴉さまのお考えおよび決意を否定するきもちはいっさいなく、ただただ読んでいただけたことの喜びをお伝えしたい一心でございました。
    玲弦さまのように誠実な御心で、物語を愛してくださる御方にわたしの小説を読んでいただけて、幸甚の至りでございます。いつか素敵な言葉の載ったきらきらのお星さまを届けていただくのを楽しみに致しておりますね。ほんとうにいつでも、構いませんので(*^^*)

    あ、そういえば、近況ノートにも投稿したのですが、《死者殺しのメメント・モリア》という小説にてKADOKAWA メディアワークス文庫にて出版が決まりました。
    詳細はツイッター、および近況ノートに載せています。宜しければご覧いただければ幸いに存じます。

    編集済