第4話 私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない/キム・ジナ

女は自分の「分け前」を正当にもらえない。

男よりも取り分が少ない。家父長制度で苦しみ女だからと出世の道も閉ざされる、韓国女性も日本人女性と同じ苦しみを味わっている。家父長制度では常に男が上、女はその下だ。韓国のフェミニストと繋がりたいと思った。国は違えど家父長制度に虐げられてきた私たちはわかりあえる。

女性同士の友情は軽く、関係は陰湿だと言われる。その傾向はたしかにある、女性間のミソジニーは存在する。

自分の中にあるミソジニーに気づき、女性の生き方の多様性を理解したとき、女たちは団結できると希望を持っている。

女性の生きにくさは、女性同士の横の団結で繋がれると思う。私は子供を産むことを持病で諦めたが、子育てを応援したいと思っている。また女性が作ったものを買うこと、女性店主の店を利用することも団結の一つだ。

いつか、私たち女は自分のパイを、得られる世の中になるはず。少しずつ、変えていこう。




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