異世界召喚されたら銀髪ロリ美少女になった。 第2幕 飛空艇に乗る。

土田一八

第1話 剣士中尉リリア

 異世界召喚の補償としてブサーク伯の養女となり、王宮騎士団剣士隊の中尉となったリリアはアレクサンドラ王女救出の褒賞として飛空艇を貰える事になり、その副賞として操船術を学ぶ為に商船学校に入学する事になった。

 その一方でスロキナで生活する為の手続きが成される。王宮で公式異世界召喚証明書を発行して貰い、ブサーク伯の養女となる手続きは国王陛下の勅許状を貰い、ブサーク伯とリリアが書類にサインして紋章局に提出して受理され終了となる。


 それから数日後にリリアの王宮騎士団剣士隊への入団式が王宮の兵営にある営庭で行われる。予行練習通りにやれば何事も問題無い。用意された新品の制服は剣士中尉の階級章が付いた事以外、オフホワイトの詰襟こそ変わらないがワインレッドのプリーツスカートには細い白線が二本縫い付けられ、軍帽の青帯は濃紺に変わっていたが養父からは特に説明は無かった。

 剣士隊総員の他、ヨゼフィーナをはじめ騎士隊や銃士隊の幹部も顔を見せる。整列し軍隊ラッパが鳴り、王宮騎士団長自ら高らかに宣言する。

「抜け剣‼」

 剣が一斉に抜かれて擦れる金属音が一種の効果音となる。

「国王陛下の命により、リリア フォン ロロリアを王宮騎士団剣士中尉に任命し、王宮騎士団剣士隊に配属せられーる!」

「頭ー中っ‼」

「捧げ剣‼」

 白刃が日光に当たってキラキラ輝く。これでリリアは正式に王宮剣士となった。


 剣士隊総本部に戻ると養父ブサーク伯もとい、ロロリア総隊長から早速人事が示された。

「リリア フォン ロロリア中尉は剣士隊総本部特別高等監察部配属。しっかりやるように」

「はいっ‼」

 リリアは元気良く返事をして踵を鳴らし挙手の敬礼をする。形式的な儀式が済み、認識証と軍務手帳、身分証明書を貰い総隊長室を出る。ざっくばらんな辞令で詳細な辞令は特別高等監察部本営で示されるという。


 総本部を出ると迎えの馬車が来た。

「中尉、乗り給え。総本部付きヒューレン大尉だ」

 リリアは馬車に乗って特別高等監察部がある別棟に向かう。別棟は王宮の外にあるそうで馬車は王宮を出て市街を走る。特別高等監察部の建物は市街を抜けた小高い丘の上にあった。到着するとすぐにリリアは特別高等監察部長のサリバル大将に引き合わされた。

「閣下。リリア フォン ロロリア中尉が到着しました」

「入り給え」

「はっ!」

 リリアは部長室に通され挙手の敬礼をする。

「やあ、リリア君。こちらに座り給え」

 大将は答礼をするとリリアにソファを勧めた。

「はい。失礼します」

 リリアは軍帽を脱いでソフアに腰掛ける。

「君は確かブサーク伯の養女だったね?」

「はい」

「私はバルム ロネット フォン サリバル。特別高等監察部の部長だ。」

 銀髪銀色の瞳は養父と同じだ。少し小太りだがどこか容貌も似ている。

「大将閣下はどこか、養父に似ていますね」

「無理も無い。私はブサーク伯、もとい、ローリア帝国皇太子殿下とは母方の従弟なのだ」

「初めて聞きます」

「あいつは何も話していないのか」

 サリバル大将は呆れる。

「まあ、よい。あいつにとっては思い出すのも地獄だからな。それは私も同じだが程度が違い過ぎる」

 サリバル大将はふぅと大きな溜息をつく。

「黙っていてもいつかは思いかげぬ事から分かりえる話なのに…。ま、その関係方面はおいおい話すとしてリリア君の配属先は副官部副官だ。詳しい任務は筆頭副官のマルケット少将から伝達される。副官部は秘書官室を出て左に2つ目の同じ並びにある部屋だ。頑張り給え」

「はっ!」

 リリアは軍帽を被ってから敬礼をして部長室を出る。秘書官室を通ってサリバル大将に教えられた場所に副官部の表札が出ていた。間に応接室が挟まっている。リリアは副官室に入った。窓際に将軍が座っている。リリアは着任申告をする。

「申告‼リリア フォン ロロリア中尉、只今副官部副官配属の命を受け、着任いたしました‼」

「うむ。ご苦労。私はカール マルケット少将。副官部筆頭副官だ。ロロリア中尉の任務は王宮連絡将校として王宮との連絡だ。君は馬に乗れるか?」

「はい。乗馬の指導はヨゼフィーナ殿下から受けております」

「よろしい。定期任務は朝と夕方の連絡任務だ。基本的は文書のやりとりで出発前に必ず秘書官室に出向け。物品や人員などを伴う場合はその都度指示が出る。確か9月から商船学校に通うのだったな?」

「はい」

「通学期間中は考慮する。それから副官飾緒を上着に縫い付けておけ」

「はい」

「ロロリア中尉の机はそこだが、これから軍務実習を受けてもらう。ローゼン大尉!」

「はっ!」

 呼ばれたローゼン大尉が小走りでやって来た。

「こちらはロロリア中尉を指導するローゼン大尉だ」

「アリアナ ローゼンよ。よろしく」

「リリア フォン ロロリア中尉であります。よろしくお願いします」

 ローゼン大尉は銀髪銀色の瞳を持った美女だった。


 リリアはローゼン大尉から貰った副官飾緒を右肩に縫い付け第1ボタンに留めてから早速ローゼン大尉による軍務実習が始まった。秘密警察と雖も軍隊なので行進や敬礼などの徒手訓練や組織についても講義、軍務についての座学、剣術、乗馬、フリントロックの操作や射撃といった具合だった。

「貴女、軍事教育を受けた事があるの?」

 ローゼン大尉は徒手訓練の最中、リリアの手慣れた動作を見て質問をする。

「ヨゼフィーナ殿下から短期間ながら指導を受けてました」

「ああ。なるほど。それなら合点がいくわ」

 ローゼン大尉は徒手訓練をすぐに切り上げ、講義と座学の時間に割り当てた。


 特別高等監察部は所謂秘密警察なのだがその役目は王宮騎士団剣士隊監察部が担っていて、もっと高度な任務を担当していた。特別高等監察部は部長を頂点に参謀部、副官部、高級副官部、医務部、工廠部の五部構成とこじんまりとした組織だが、参謀部は実動組織で各分野ごとに置かれる高級参謀をトップとして実動要員である参謀達を率いていた。副官部は官衙組織、役所機能を持った裏方組織だった。因みに特別高等監察部長を補佐する部門は高級副官部の担当で秘書官は高級副官部の所属だった。

「副官部の職掌は事務が主体で、事務は庶務、経理、主計、人事などから成り、指揮命令系統は筆頭副官、先任副官、次席副官、三席副官と秘書副官、補佐副官が幹部副官

 と成る。経理副官と主計副官は専門官で、経理はお金を、主計は兵器や資材管理を担当する。人事は参謀経験者が担当。貴女のような新人は庶務ね。庶務は何でも屋なので何でもやらされるわよ」

「王宮連絡将校を拝命しました」

「あら。大当たりじゃない。連絡将校は出世の登竜門よ。人脈を作るのにうってつけだし」

「はぁ」

 人脈と言っても陛下や殿下と顔見知りなのはこれ以上の人脈と言えるだろうが、リリアはその事は口にしなかった。

「参謀部は参謀長がトップで階級は中将。参謀副長が高級参謀を統括し、高級参謀は主任参謀を統括する。主任参謀は参謀、参謀副官を指揮監督する。参謀部の職掌は実施で作戦、通信、兵站、技術、後方、情報などから成り、さらに細分化されていくつもの部署が複数存在する。

 高級副官部は特別高等監察部長を支える中枢部門で飾緒も金と銀が交ざったものになるわ」

「特別高等監察部ってみんな銀髪銀色の瞳の人ですね?」

「ええ。みんな、ローリア人だからね」

「?」

 リリアは不思議そうにする。

「お養父からは何も聞かされていないの?」

「サリバル大将にも同じ事を聞かれました」

「そう……特別高等監察部はスロキナ王国の軍隊ではなく、ローリア帝国の軍隊であると言えるわ」

「特別高等監察部は外国軍隊と言う事ですか?」

「ええ。滅んだ国のね」

「はぁ?」

「後はサリバル閣下が貴女に話すでしょう」

 都合が悪くなったのかローゼン大尉は話を打ち切った。屋敷の事など謎めいた事が多い。

「じゃあ、実技に移るわよ」

「は、はい!」


 商船学校には既に5月で入学試験が終わっていた為に国王の特別推薦という形で補欠入学する事になった。リリアは国王の推薦状を持って商船学校に赴く。国王の特別推薦と言う事もあって校長が直々に対応し、担任となる先生も紹介される。

「クラウリーヌ ジョギースです。よろしくお願いしますね」

 銀髪ロングで青い瞳を持った可愛らしい小柄な若いというより少女といった感じの先生だ。

「うふふ。わたくしに興味がおありですか?」

 リリアの視線に気が付いたジョギース先生はいたずらっぽく笑う。

「あ、すみません。なんか、私と年恰好が似ているなぁと思って」

「同い年ですよ」

 そう言ってジョギース先生はクスクス笑う。

「ジョギース先生は商船会社で勤務した後、当校の教員となったのじゃ」

 校長が簡単に経緯を話す。年齢と年数が合わなそうなので、異世界出身者なのかな?とリリアは思う。

「そうでしたか。でも、スロキナが出自ではないですよね?」

「ええ。貴女の養父おとう様と同じローリアの出身よ。わたくし自身はローリアの人間ではないけれど」

「異世界人と言う事?」

「ええ。リリアさんと同じよ」

「え?生きたまま?」

「ええ。私は家でお風呂に入っていて、だけど」

「はぁ」

「うふふ。詳しい事は二人っきりの時にでも話しましょう」

 校長もいるので、異世界召喚の話は次の休日にする事になった。



「今回はリリアのお披露目と言う事でブサークに行くぞ」

 やっと短いバカンスになり、親子揃って領地に行く事になった。王国の飛び地であるブサーク伯の領地に行くには飛空船に乗る必要があった。プレシュポレクの屋敷から馬車で空港に行く。小型船なら敷地でも着陸できたが、今回は定期航路の大型船だった。

 ブサークはボェコとコストリアに挟まれた丘陵地帯で周囲はコメツォの森という深い森林地帯に囲まれていた。かつては独立国だったらしいが度重なる戦争の結果、今はスロキナ王国の属領となっている。そもそも、伯爵の出自はローリア人で今のコストリア領の出身だった。養父からは余り詳しい話は聞かされていないが……。

 ブサークの伯都であるカッヘルリングルには午後に到着する。空港には出迎えの小隊が待っていた。

「捧げー剣‼」

 騎士の剣礼を受けて伯爵とリリアは馬車に乗り込んだ。

「城が見えて来たぞ」

「お城?」

 見えて来た城はお城というよりも砦と言うべき小さな城だった。王都の屋敷も小さな洋館というただずまいだったが…。

 屋敷同様に使用人達の出迎えを受けて城館に入る。石造りの頑丈そうな建物だ。中は割と広い。リリアは使用人達やブサーク領を守るブサーク守備隊との顔見せが終わって城内をうろつく。

「あ、大砲だ」

 リリアは城壁の上にある廊郭で大砲を見つける。異世界から来たリリアにしてみれば古い大砲だ。城塞に据え付けるものの為か王宮騎士団の大砲より大きい。威力はありそうだが使い勝手は悪そうだった。

「これで撃退しろと言われても無理だろうな…」

 リリアは呟いた。


 ブサーク伯領には1週間いたが、リリアは移動や空き時間がある時は熱心に領内の様子を観察した。残念なのはお披露目の筈なのに会うのは有力者ばかりで殆ど領民と触れ合えなかった事だったが、庶民出身であろう使用人や兵士の様子を観察すれば何とか事足りた。使用人や兵士はともかく、有力者達には不信の感が拭えなかった。



 ブサークから戻った数日後。魔導飛空艇についてプレシュポレク工廠にて最初の打ち合わせをする。リリアは設計担当者を紹介された。

「国王陛下の勅命により、大任を仰せつかりました。プレシュポレク工廠の飛空船技師アーノルド シュバルクと申します」

 本来プレシュポレク工廠は王国軍の工廠だが魔導工業技術力が貧弱なスロキナ王国にあっては魔導民需も請け負う魔導工場だった。そして、大陸でも数少ない魔導飛空船を製作できる設備と技術力を持っていた。あんまり大きい船は作れないそうだけれど。シュバルク技師は銀色の髪と瞳を持った大男でもあった。

「ブサーク伯の養女リリア フォン ロロリア剣士中尉です。此度はよろしくお願いします」

「それでは、打ち合わせを始めます。リリア殿は小型魔導飛空艇をご所望とか」

「はい。初めて飛空船に乗ったのが小型でスピードの出る船でしたので小型を一応希望しております」

「なるほど。確かに小型船は帆装をする必要も無いし場所も取らないしスピードが出て小回りが利くし操船も自由が利きます。何と言っても少人数で運用できる。デメリットは積める人員と荷物の量がかなり限られる所と武装にも制約がある所ですね」

「小型と言っても色々種類はあるんですか?」

「そうですね。大きさで言えば超小型、標準型、小中型。船のタイプで言えば商船、水雷艇、哨戒艇といった種類があります」

「水雷艇って空中で魚雷を撃つのですか?」

 特別監察部での軍務教育は始まっていたが飛空船の教育はまだだった。

「空中魔導魚雷と言って空中で使える魚雷があるのです。もちろん、海の中でも使えますよ」

「魚雷の大きさはどういうものがありますか?」

「一番小さいものは38cm、手頃なものは45cm、一般的な標準サイズは53cmになります」

 シュバルク技師は魚雷の特性について説明する。


 38cm魚雷

 魚雷最小サイズ。重量は一番軽く寸法も小さい。雷速は遅く射程も短い。この点は魔石の種類で補える。威力も最小クラスで中口径砲程度。コストは安いとは言い難い。

 45cm魚雷

 お手頃サイズ。と言っても長さ6m程度はある。雷速は普通以上で射程はやや短い。威力は中口径砲程度だが最近は大口径砲並みの物もある。比較的入手しやすく38cm魚雷よりも安い。

 53cm魚雷

 標準サイズ。寸法は45cm魚雷より一回り程大きい。雷速も早く射程は中程度。威力は大口径砲並み。普通に搭載できるのは大型水雷艇以上。

 61cm魚雷

 大型サイズ。寸法は53cm魚雷よりもはるかに大きい。雷速は高速で長大射程である。威力は空中戦艦の主砲を上回る。コストも当然それなりに高くつくし大型以上でないと搭載できないので一般的ではない。


「なるほど。商船型や哨戒艇型では魚雷は積めないのですか?」

「商船型は可能ですが船足は遅いので雷撃には向かないですし、哨戒艇型は水雷艇型から雷装を撤去したタイプなので雷装自体無いです」

「商船型を高速化したら可能ですか?」

「それは可能ですが、エンジンはともかく、動力源としてかなり上質の魔石が必要ですね」

「例えば、魔王の魔石とか?」

「ええ。入手できれば。後は量というか大きさですね」

「小中型で商船型を高速化するとなると?」

「少なくともレンガ位の大きさですかね…」

 シュバルク技師はリリアの発言について気に留めなかった。まあ、魔石の利用については権利を行使すれば問題無い。

「魔王の魔石は権利があるので手配は可能です」

「それは凄い」

 シュバルク技師は余り本気にしていなかったが、彼はその認識を後で改める事になる。

「積む魚雷は45cm魚雷ですかねぇ?」

「そうですね。大砲も小さいのが1門、爆雷も2発が限度になります」

 何となく必要最小限といった装備だ。

「速力はどの位出せますか?」

「出せてもせいぜい20ノット台でしょう」

 この日は顔合わせという意味合いであった為、打ち合わせはそれで終わってしまった。それでもリリアはめげずに権利の半分の量を王宮に要請した。分厚い城門の扉程もある大きさの魔王ラムアの魔石は後日、国王の裁定によって三分の二をリリアが権利を持つ事になっていた。その瑠璃色の魔石は宮廷魔導師団の鑑定で最上級品にランク付けされるものであると結論付けられて大陸魔石学会に報告される事となり、アルシュヴェタは寝る間を惜しんで論文を作成中だと聞いていた。


 数日後、二回目の打ち合わせ日のかなり前にシュバルク技師は血相を変えてブサーク伯の屋敷に来た。

「リリア殿!何ですあの魔石は⁉もっと早く言ってくださいよぉおお‼」

 面会するなり、シュバルク技師は取り乱す。どうやら本物を見て狼狽したようだ。聞く耳持たなかったくせによく言うよ、とリリアは心の中で叫ぶ。

「シュバルク君。落ち着き給え」

 さすがに伯爵はシュバルク技師を宥める。

「閣下!落ち着いてなどいられませんよ‼あれは‼超が何個もつく超最上級品ですよぉおお‼」

 口から泡どころか火を噴きそうな勢いのシュバルク技師に2人は圧倒されてしまう。

「リリア殿。お任せください‼この、アーノルド シュバルクが身命を、いや、ローリアの名誉にかけて超第一級品を作り上げて見せますぞぉおおお‼」

 シュバルク技師は一気にまくし立てるとそのまま屋敷から出て行ってしまった。

「どうやら、変なスイッチが入ってしまったようだねぇ」

「ああ、そうだな…」

 リリアとブサーク伯は大男のド迫力に屈して茫然としてしまった。



 8月の末。リリアは連絡任務で訪れた王宮でフラフラになって歩いていたアルシュヴェタに会った。その時に聞いた話では、シュバルク技師は魔石研究者でもあるそうで論文も頼みもしないのに手伝ってくれたらしい。その為、アルシュヴェタも魔石利用の部分については協力させられる羽目になったとぼやいていた。

「で、論文は完成したの?」

「ええ。おかげさまで…」

 今にも倒れそうなアルシュヴェタだったが、精一杯の笑顔を見せた。


 それから飛空艇設計の打ち合わせにはアルシュヴェタも同席する事になった。こうして8月は終わって9月になろうとしていた。


                                 つづく

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