第9話 天使の言葉を抱く オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク
百年戦争 ジャンヌ・ダルクはニシンの戦いの結末を
天使から聞いた話を人々に話して 彼女の言葉通りになった事に驚いたという
また、逢った事もない王子
家臣に紛れていたシャルル王子を一目で見分けてしまった少女ジャンヌ・ダルク
ジャンヌは国王となる運命のシャルル皇子を救い
シャルル7世として戴冠させる為に遣わされたという
それは毒婦であったシャルル7世の母親の戯言により、深く名誉を貶められ
また 英国イングランド王達により
フランス王位を簒奪させそうになっていた当時のシャルル王子にとっては
神の奇跡たる福音だったのだ。
戦いの合間に 城の一つの部屋 固い保存用のパンをワインに浸しながら
ジャンは食事をしていた
「魔物、またお前か」「はい魔物です ジャンヌ様」
闇から現れて吟遊詩人で魔物のシオンが微笑む
「今日はちょっとご挨拶に」「そう‥」そんな会話が続く
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