第2話 悪しからず
真優…… 俺は、考え込んでいる『
「サム! 何か気付いたの?」
気づいたも何も、もう、ツッコミどころ満載で、いっそ
「……。」
まあ、良い。 そう言っちゃったら面白味も何も無いから、状況や証言を検証するとしよう。
まず、死亡推定時刻と、お手伝いの加藤さんの証言だが、加藤さんが『テレビを消して
その時間に『大きな物音』が聴こえた…とすれば、
次に、兇器の『
但し、これを服薬させようとしたら、
もし、これをお酒や水に溶かして飲ませようとしても、あまりにもキツい臭気で、飲み込める物ではない……。
「……って、言うことは?」
『自殺』意外には、考えられないって事だ。
「ミーヤさん」ハルさんが声をかけ、もう一度、大家田さんの身辺の洗い出しを命じた。
……数分後
「ハルさーん」
……ミーヤさんだ。
「
ミオちゃんが「被害者と親しかった友人から、被害者が何度も『死にたい……』と洩らしていた……との、証言を得ました……。」
……決まりだな。
……こうして、この事件は俺の助言で解決した。
彼らが捜査一課に戻ると、五木
ハルさんが「
五木
『こんな事件で、わざわざ捜査一課が動くか!』……との、読者諸兄のお怒りは重々承知しているが、このストーリーの作者が…
「一度、テレビの刑事ドラマみたいな物語を書きたかったんだよ〜!」
……と申しているので、今回は
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