なつやすみ

６日目

今日は８時４０分から三者懇談だったので、６時に起きてダラダラ準備して、久々に学校に行った。社会教師に会うのは５日ぶり、担任とは６日ぶり。だから楽しみにしてた。

駐輪場にこれ見よがしにバイクがあった。これはぜぇーったいに社会教師だ。と思いながら階段を上がると、２階に本人がいた。ちょっと世間話してすぐ別れて、３年教室に行ったら担任がいた。相変わらず担任は綺麗で可愛らしいひと。会えてうれしかった。

三者懇談で。なんだかどうやら人間性をとっても褒められたのだけれど、成績が悪いから人間性しか褒めるとこ無いんだろうなぁと思うのはひねくれすぎかもしれない。まぁ、でも、人間性が素晴らしくたって生きていけるような甘い社会じゃないんだから。わたしって実力はゴミだもの。ダメだよ。わたしは。

進路の話で１番問題とされていたのは欠席日数。わたしは２年生の時に半月ほど不登校して、３年生に進級してから最初の１週間も不登校だったから、他の穴あきも合わせて欠席日数は計約１か月。そんなに多くも無くない？とわたしは思うけど、ところがどっこいダメみたい。大半の学校は１か月はもうギリダメなんだと。とりあえず第一希望にしていた学校も２０日が限度で、学校側が必死に頭を下げればなんとかなるかもしれないけれど、結構厳しいんだと。

嫌だなぁ。そんなこと周りにさせて迷惑かけるくらいなら死んだ方がよっぽどわたしがわたしを許せる。まぁ、そもそも、中学レベルの学力競争でさえ耐えられなくてこのザマなのに、上のステージになんて、よほどのことがなきゃ無理だよ。イヤだよ。はぁ、なんかもう、いいや。なんでも。

だって、さ。去年と今は違うんだよ。頑張ることの理由が、無い。去年は元担任がいたから、頑張れる理由があった。あの人はわたしの頑張りを絶対ぜったい見ていてくれて、分かっていて、だからわたしは「せんせ！わたしね、こんなに頑張ったんだよ！偉いでしょ？褒めて！」と言えたし、向こうも「頑張ったな～！めいは偉いぞ！」って、いくらでも褒めてくれたから。それ以外に、頑張る理由なんてわたしには無い。元担任がいなくなって、頑張ることをやめて、そしたら生きることは随分と楽になったけど、でもそれって要するにダラダラ生きてるだけで、社会競争についていく気力も実力も、気付いたらどこにも無かった。たぶんわたしは、頑張る理由が出来たらどんだけでも頑張れるし、明るくなれるんだ。けど今は無いから仕方ないよ。メリット無いのにわざわざ疲れてまで頑張るの？って、いう、話なの。言ってること無茶苦茶なのは分かってるけど、ね。

三者懇談が終わって、また社会教師とすれ違って、その時こっそりわたしにしか見えないように、わたしが貸した本を見せてきて、クスっと笑った。よっぽど嬉しかったのかな？

帰宅、９時半。すぐに家をまた出て、ペットの猫を連れて動物病院へ。最近とっても体調が悪かったから。

検査が長引いて、病気の可能性があると言われ、待合室で家族LINEに、「検査の結果待ち中。あんまり良く無い。病気かもしれないって。」と送ると、姉から「え！そうなの！心配」と来た直後、父から「心配です。しっかり診てもらってね。」と来た。今日の家族は平和だ。

結局猫に病気は無いようで一安心した後。

会計を待っている時、暇つぶしにコンビニのフラッペ１００円割引抽選に応募したら、当たった。嬉しかったのでツイートして、家族にLINEして、彼に連絡したら、彼が１番一緒に喜んでくれて、

「当たった！」

「すごいやん」

「でしょ？！わーい！」

「わーい。どの味にするん。僕はどっちも

好き」

とかやりとりして、楽しくなった。

ちなみに夕方社会教師に会って話したが、これといって何も無かったので省略。