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  • 彼女への応援コメント

    短編にしておくには惜しいくらい先が気になる物語でした。

    夏野流の魔法少女、めちゃくちゃ良かったです。
    戦いの描写は重厚でありながらカラフルでポップで。
    でも合間に挟まれる表現はやはり唯一無二でした。

    そして主人公は魔法少女自身ではなく力のない一般人。
    守られる側から見た世界はなんとももどかしく、こちらまで主人公の無力感が伝わってきて切なくなりました。

    様々な意図が隠されていそうな物語ではありますが、
    それは読み手に任せますという風に受け取りました。

    考察のしがいがある話だと思いました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    短編にしようと書き上げたあとで、どうもこれは連作にしなくてはならないな、といったん仕舞っていたものなんです。けれど結局続きに手を付けないまま時は流れまして……完結してはいるので公開に踏み切りました。
    裏設定は様々ありますが、いずれも主人公は知り得ない情報です。

    守る、守られるの関係についてあれこれ考えていたお話です。
    主人公は普段の生活でどちらかというと頼られる側なので、よけいにもどかしさを感じているんですよね。
    表現の工夫や作中の感情に気付いていただけて嬉しいです。お読みくださりありがとうございました。

  • 彼女への応援コメント

    冒頭は日常ものかなと思い、異層嵐という言葉が出てきてからはSFかなと思いましたが、まさかこのようなバトルのある現代ファンタジーが読めるとは……!

    前半の充実した日常と対照的な、重く暗い突き放す後半の差異。こういったシチュエーションの物語でも、夏野さんの丁寧に心を描く作風では一味違う奥深い魅力がありますね。とても素敵でした。ありがとうございます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    バトルものを書いてみたかったんです。なにぶん戦い方に詳しくないので素人にお願いするという……。

    日常のすぐ隣に変なもの、悲しいものがあるのが好きなんですよねぇ。お褒めいただき大変嬉しいです。
    こちらこそ読んでくださってありがとうございました!

  • 彼女への応援コメント

    金平糖やリボン、フリルなどが用いられ、カラフルなバトルシーンは、読んでいてポップな印象を受けました。
    でも、八木さんは笑うこともなく真摯に戦っている。その対称的な描写が強く残りました。

    翌朝、無事に八木さんは帰ってくるのか、帰ってきたとして、主人公はこの夜のことを覚えていられるのか、それとも忘れてしまうのか。
    その後が気になる、素敵な現代ファンタジーでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    そう言っていただけるだけで出した甲斐がありました。
    そのあたりの落差は意識した部分なので汲み取っていただけて嬉しいです。

    書き上げたときに消化しきれていない設定があったので、連作にしようと考えていたんです。ただ、しばらくは書く予定がないのでひとまず短編として上げておこうかなと思いまして。
    こうしてご感想を頂けると、次に繋げる力になります。
    本当にありがとうございました!