夢で逢えたら
逢沢
エピローグ
スクリーンの向こうの世界が輝いて見えた。
ポップコーンに伸ばしていた手がいつの間にか止まって。
その世界に引き込まれるかのように
私の世界がガタガタと音を立てて変わっていく。
無意識に作られたレールの行き先は
たった2時間で方位磁石が狂ったかのように別の方向へと伸びていった。
そして、ずっとずっと続くレールの先には
思いがけない数多のプレゼントがあった。
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