恋人があこがれの人でしかも自分のファンだったなんてそんなことあるんですか!?

週刊歌らん作者

プロローグ

 その瞬間は突然訪れた。


 そこにいたのは昔からその姿を追い求め、憧れていた、その人だった。


 なぜその人がいま自分の目の前にいるのか。どうして自分の名前を知っているのか。なんで自分のことをを呼んでいるのか。いまの自分には全く理解が出来なかった……。


「圭司、どう?驚いた?」

「……。」

「……圭司?」

「……。」

「圭司?大丈夫?」


 こちらを見つめる憧れの人の姿、目の前に起きている事実、そして自分の中の認識。


 思考が全く追いつかなくなったそのとき、目の前にいるその人はこう訪ねてくるのだった……。


「えっと、あれ?圭司、わからない……かな?」


 ――――――――――――――――


【作者より】


 この物語を開いていただきましてありがとうございます。

 本日から連載形式で毎日17時に公開していきます。1話あたりだいたい1500字から3000字くらいですが、たまにとても長くなることがあります。また、幕間話があるときは21時に2本目として公開です。

 タイトル頭の●は彼視点、○は彼女視点、両方付いている話は両方の視点が入っています。基本的に交互に書いていきますが、連続することもあります。

 Twitterハッシュタグ #あこファン であとがき的なことをツイートすることがあるほか、近況ノートに人物紹介や雑談、補足などを記す場合もあります。あわせてお楽しみください。

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