第119話 ランチバイキング

 俺は、タチアナ学園の生徒の勉強ぶりを見に学園に来ていた、


 「どう? 生徒たちはちゃんと勉強している?」


 「はい、みんな一生懸命勉強してますよ」

「ただ、魔法に関しては素質が問題となりますので・・」

「現在のところ素質が特にある者はいないようです」


 「そのかわり、マイケル君とミーシャさんは、

パワー、スピード、反射速度も優秀で、上級冒険者と互角に渡り合えるかと」


 「そう、それはよかった」

 「今日こちらに来たのは、今度の土・日ホテルの方でランチバイキングやろうかと」

 「それで、土・日は生徒も休みだから、誰か手伝ってもらえないかと」


 「もちろん、日当も出すし、交代でバイキングの食事もできる」


 「子供たちも、よろこんでやると思いますよ」

 

 「そう、それじゃよろしく」「学園長は、自室?」


 「そうだと思いますよ」


 コンコン「はい、どうぞ」タチアナ学園長は自室にいた。


 「あら、星野さんなにかしら、またバイキングのお誘い?」


 「今日は2つお願いに来た、1つはこの間あげた馬車の大きいのが手に入りそうなんだ、

それで、馬を4頭位用立てることは可能か?」

 「もう1つは、自転車という、乗り物の許可だ」


 「まず、馬に関しては、各町ごとに伝馬屋というのがあり、だいたい5頭の馬がいるわ」

 「運が悪くなければ、借りられると思うわ」

 「自転車?に関しては、現物を見てからね」


 「それよりあれはないの?」


 「2個でいいですか?」


 「3個!」


 「わかりました、子供たちには内緒にしておきますね」

 と言って、ケーキを3個置いて部屋を出た。

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