第90話 Unknown
黒か、Unknownていうのは、元はあったが、
今は何らかの原因よってなくなっているということである。
3本鎖DNAに、イカ・タコ星人が関わっていた証拠である。
「まあ、削除されているんじゃーしょうがない」
「とりあえず、人足らないから、ギルドでも行ってこよう」
「あの受付のねーちゃん、結構顔広そうだから、
菓子折り持ってけば協力してくれそうだ」
俺は、ルガトルポ公国アレーナ支部に向かった、ギルドの中に入ると、
受付で仲良く話している女性2人を発見した。
その2人とは、この間の受付譲とタチアナのお嬢ちゃんである。
これじゃ俺の情報が筒抜けは当然である。
「あら、あなた何しにココに来たの?」
それはこっちの言いたい台詞だ。
「人の手配を頼んでいるので、様子を見に来た」
「あ、それでしてら・・」
言っている途中で、タチアナのお嬢ちゃんが、手を上げ話を止めた。
「今日は、黒い布は持ってないのかしら」
「わたし、あの素晴らしい手品を、もう1回見たかったのに残念」
お代官様、催促が旨過ぎるんじゃありませんか
「いや、ちょうどここに持ってますよ」
ちょうどこの時間が暇なのか、お嬢に恐れて近寄らないのか、
わからんが周りに人はいない。
「出すのは、そっちのカウンターでいいか?」
「あ、そっちのが広いから、そっちで」
「1.2、3ハイ」「1.2、3ハイ」
俺は、三角ショート、モンブラン、ニューヨークチーズケーキ、シューキューブと
ドライフルーツの詰め合わせ、アイスミルクティ、そしてラリ○クのユロットだ。
「あ、食べたことのないのがある」
お嬢様、よく御覚えで・・
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