第45話 婦女子が攻めてきた

 部屋の中で、少し休みをとろうとしていると、

ドアをノックする音がした。

 

 ドアを開けると、そこには多くの婦女子と男性がいた。


 男性職員もいたのね・・、で開口一番。


 「あの、シーキュブってなんですか?」


 「あ、シューキューブね、どう美味しかったでしょ」


 「美味しかったとかじゃありません、私が食べた中で1番です」

 「あれはどこで手に入れたのですか?」

 「お願いすれば、また手に入れることは、できるのですか?」


 あ、しまった婦女子のご機嫌をとるには最適なんだけど・・、

その後が大変なの忘れていた、お願いすればタダだと思われるし。


 「あれは、結構入手困難でして、やっとのことで手に入れたんですよ」


 「そうなんですか、実はバリビューンさんが食べ損なってまして、

あと1個あったら、お願いしたいのですが・・」 

 

 おいおい、ちゃんと分けろよ、まあ俺の頭の中に、

パーティクルデーターとして残っているから、何時でも出せるんだけど。


 「そうよ、なんで私の分だけないの」とバリビューンさんが文句を言ってきた。

 

 まあここは、ダブラスさんに貸しを作っておくのも悪くはないか・・。


 「わかりました、部屋からとってきますね」


 その場でも出せるのだが、ひみつにしておいた方がよさそうなので、

この場をは、ごまかしつくろっておこう。

 

 とりあえず、6個入り1箱を、バリビューンさんに渡したら、

満面の笑顔だった。


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