第44話 おみやげ

 惑星キョウへ戻ってきた。


 もちろん、お土産満載である、ロシアのお土産は、もちろんなこと、

日本の物も多種にわたり持って来た。


 もちろん、金を払って買ったものは、極少数・・


 パーティクルコピーの魔法で、手当たり次第コピーしまくった。


 一つ判ったことがあった、無機物は100%そのままなのだが、

有機物は、即死、つまり魂の入っていない抜け殻であることが、判った。


 俺は、協会に戻ってきて、とりあえず俺にあてがわれている部屋に入ろうとしたら、ダブラスさんに見つかった。


 「あ、星野さん、どこ行ってたんですか、結構みんな探したんですよ」

 

 「いやー野暮用で、ちょっと近くまで行っていたんだ、ハハハ」

 「あ、そうそう、これお土産」


 「お土産?」


 「シューキューブっていう、お菓子なんだ、

1箱6個入っているから、2箱位で他の人の分、たりるかな?」

 

 「菓子ですか?」


 さっきまで不機嫌そうだったが、顔色が変わった、

やっぱ、女子には甘味だよ、これ鉄則。


 「でわ、早速みんなで、頂かせてもらいますね」


 実体化していると、腹も減るし、疲労もするみたいだ、

俺は、部屋に戻り、休みをとる事にした。

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