藍色アーカイブ

群青

しんどい。でも楽しい

 カクヨムというサイトの存在を知り、そこに飛び込もうと決心してから、約一週間が経とうとしています。ものすごく新参者です。


 今のところ、自分の中で、小説を書くのは、しんどい作業が90%、楽しい作業が10%くらいです。伝えたいことをうまく表現するためにハマる言葉が見つからない。状況を説明しすぎて本当に伝えたいことがぼんやりしてくる。逆に色んな部分を端折りすぎても読者に世界に入ってきてもらえない気がする。長い時間PCと向き合って、ああでもないこうでもないとキーボードと戯れる日々。


 これを書いてる今も、考えて、書いて、また消して...みたいな状態です。長期連載をしている人はこれを日常にしているわけで、本当にすごいなあと感動します。


 削っては加え、試行錯誤を繰り返すけど、でもその先で自分の作品を受け取る人がいるとは限らない。寂しいことですが事実です。せっかく書いて世に出すのなら、誰かの心に何かを届ける作品であってほしいと思うけれど、それにはまだまだ色んなものが足りない。小説書くって本当にしんどいなあと。


 でも、お世辞にも読みやすいとか、楽しいとは言い難いような、そんな自分の小説にでも、星をつけてくれたりハートをつけてくれた方がいると、その人達には何かが届いたのかもしれない、とこれ以上ないくらい嬉しく、幸せな気持ちになるのです。そしてその度に思うのです。頑張って書いてよかったなあと。小説書くって本当に楽しいなあと。


 小説を書き始めてまだ数日のペーペーですが、先人達の偉大さとこれからの道行きの遠さを感じています。まずは今の連載、マレビトを完結させることを目標に、少しずつ物を書くことを日常に落とし込んでいきます。

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