第27話 8月15日
ふー、しごおわでございます。
今日の富山は晴れていたので、とても忙しい一日となりました。
仕事の話もしたいのですが、8月15日は終戦記念日ですね。
なのでこっそりここで今書いている小説のお話をしましょう。
どうせおじさんの書いているエッセイなので、少し語ってもネタバレにはならんと思いますので!
今壁を産み出せるおじさんの話を書いていますが、実は戦争と平和、そして愛がテーマなのです。
別にハーレムでウハウハしてる物語が書きたいわけではない!(ちょっとだけ書きたいけど!)
壁がどう平和に繋がるの?と思った方は最後まで読んで頂ければ納得出来るかも!?
日本は終戦記念日を迎えましたが、世界ではまだ現在進行形で戦争は続いています。
それを止められるのはどっちが勝った負けたでは終わらないでしょう。
以前書いた小説の一節にこんな台詞があります。
転移者である主人公が戦争に勝ち、これからどう生きるかをその世界の住人に説く場面です。
☆☆☆
「聞け。俺の世界でも戦争はあった。いや、まだしているか。俺が転移してきたのは何万年も前だが、俺が産まれる前にも大きな戦争があったんだよ。世界を巻き込む大戦争がな。多くの人が死んだ。この世界の全人口よりも多い人がだぜ?
そして戦争が終わって五十年以上経つが、憎しみの連鎖は止まらない。お互いが差別し合い、少ない領土を巡って小競り合いを繰り返している。冷静になって話し合えば解決出来るはずなのにな。それが出来ないんだよ。
この世界はさ、今まで大きな戦争は無かったんだろ? これが初めてみたいなもんだ。だったら今の内に負の連鎖は断ち切らなくちゃならない。次の世代にどう伝えていくつもりだ?
俺達は勝った。だからやり返していいんだ。人族は殺してしまえってか?」
バンッ!
今度は俺がテーブルを叩く!
「違うだろ! それが戦争の恐さなんだよ! いいか! お互いを憎しみ合っていてはまた戦争が起きるぞ! 俺はこの世界に留まることはない! 復興が終わったら出ていくんだ! これからはお前達だけでこの世界を切り盛りしてくんだぞ!
なのに憎しみあってどうする! いいか、もう一度言うぞ。人族を許せ。負の連鎖を終わらせろ。そうでないとお前達の次の世代が苦しむことになる……」
「「「…………」」」
☆☆☆
この場面は人との戦争に勝った主人公達が敵であった人の処遇を決めるシーンです。
負の連鎖はどこかで終わらなければならない。
それが出来るのは自分達だけなのだと思っています。
私達の敵を友人に出来る唯一の手段は愛することだけです。
キング牧師もそう言っていましたね。
そしてお釈迦様も言っています。
【憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、慈悲によって消え去る】
まぁ綺麗事ですよね。ですが真理です。
そして私達が達成しなければならない目標でもあると思います。
多くの命が失われた戦争、それが50年以上昔の今日に終わりました。
私は微力ながらも書くということで平和を伝えていければと思っています。
あ、柄にもなくこんなことを書いてしまいましたね。
痔はまだちょっと痛いです!
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