第604話 恋?
「わかった。
楓を妻にするよ。」
「わかった。
楓を妻にするよ。」
「わかった。
楓を妻にするよ。」
・
・
・
斗馬が放った言葉が何度も頭の中で繰り返される。
ドクッン
神には無いはずの心音を錯覚する程、胸が高鳴る。
これが恋なのか?
何千、何万年と様々な世界の色恋沙汰を飽きるまで見たが理解出来なかった。
何がそんなに嬉しいのか?
どうして笑顔なのか?
答えが出た!
好きな人に好きだと言われると素直に嬉しい。
感情が無いはずなのに嬉しく感じる。
あ〜これが恋か‥。
ドクッン
斗馬の思いは私だけが受けるべきでは?
ドクッン
他の女は要らなくないか?
ドクッン
邪魔者は排除すべきでは‥。
あっ、それなら全てを無にして私と斗馬だけの世界を創ってもいいかも。
あ〜、考えるだけでワクワクしてきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます