第595話 相談3

 最高神からの相談にサブ最高神が混乱を起こすが、そこはすぐに頭を中を整理して冷静を装う。



「なるほど‥

 では、まとめて話すのは大変なので一つずつ整理していきましょう(一つ一つの相談が大きすぎて手に負えませんよ。)」


 冷静を装うが、すでに精神的に疲れていた。



「それで、まずは‥

 例の黒幕をアナタが倒したのですか?

 確かに天界の不祥事でしたが、ココは斗馬さんが倒す場面では?

 さすがに過保護過ぎてるというか‥」



 いくら斗馬を気に入っているとはいえ、まさか勝手に黒幕を倒してしまうとは‥。

 少し呆れてしまった。



『いや、確かに斗馬のカッコいいところを見たかったけど‥

 ほら、万が一って事をあるし‥

 まぁ、ついでかな。』



 思わず何のついでだよ!っと突っ込みたくなるのを我慢するサブ最高神。



「少し(かなりだけど‥)

 地上の事に介入し過ぎでは?」



 最高神の暴走を止めるためにも、ここは少し強気にでる。



『介入し過ぎ??

 別に私の世界だし、いいじゃん?

 何か文句ある?』



 最高神の返しにイラッとくるサブ最高神。



「確かに文句はないですよ。

 でも、天界が地上に介入しないようにするルールを作ったのはアナタですよね?

 それを覆すつもりですか?」



 最高神の理不尽な物言いにサブ最高神がさらに強気にでる。



「う〜ん、ルールって常に変わるものだよ。

 キミは少し頭が固いみたいだね。」



 最高神の返答を聞いて、諭すのは無理だと思うのであった。

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