第593話 相談1

天界side



 最高神のサブは頑張っていた。



『あ〜忙しい!』



 心の中で愚痴りながら仕事をこなしていく。



『上位神って何で無能なの?

 何で自分から仕事を探さないの?

 仕事を振られないと出来ないの?』



 サブ最高神の愚痴は止まらない。



 自分の仕事がまだ終わってないのに定時で帰る上位神。



『何が、働き方改革だよ。

 考えたの誰だよ!!

 改革じゃなくて改悪ね。

 ちょっと前はファジーとか言ってたし‥

 ファジーって何?

 確かエアコンにもファジー機能ついてたし‥

 ほんと、馬鹿なことを考える。

 で、次はゆとり???

 はぁ?って感じですよ。

 本当のゆとりとは誰かに与えられるのではなく、自分でつくるモノです。

 何がゆとり教育ですか。

 プッ。

 馬鹿馬鹿しくて笑えます。』



 サブ最高神は怒りの矛先がどんどん増えていった。



『そんなにゆとりで働き方を変えたいなら、いっそ働かなければいい。

 あっ、死ねば究極のゆとりになりますよ。』



 疲れからなのか思想が悪い方向に‥。



 そんな時、あのお方から連絡が入る。



『ねぇ、ちょっと暇?』



『はぁ?』



 メインに仕事を押し付けられ精神が病み始めた時に喧嘩を売られてしまい、とんでもなく機嫌が悪い返事をするのであった。

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