応援コメント

第568話 挨拶」への応援コメント

  • 鍛冶神様の性格は、良い意味でも悪い意味でも職人気質なのでしょう。
     ですから、自分の作品が折られた結果から、その原因を探れば、自身の更なる技量の向上が見込めると踏んで、ここに現れたはずですし、それしか頭に無い為、葵さんの心中が読めないと。
     結果、実に面倒な事になっているのですが、このまま斗馬さんに会って仮に話せたとしても、おそらく自身の知りたい秘密は分からないと思います。

     ここからは、私の考察になりますが、多分、女神様のバスが格上の神器を折ることが出来たのはバス自身が今迄の冒険の中で斗馬さん達と共に歩み、色々な体験と感情を向けられた事による存在の進化
    所謂「付喪神」化ではないかなと思います。
    そして、付喪神としての目覚めと元々与えられていた女神様の神力の相乗効果により、鍛冶神様の想定を超えた結果を生んだのではと思います。

    であるならば、きっと鍛冶神様には出来ないとは言えませんが、難しいのではないかと思います。

     それは、神様であるなら、やり方次第では無生物に命や心を宿す事は可能だからです。
    しかしながら、それでは自然発生的に生まれる「付喪神」よりも力はともかく心の強さでは、どうしても勝てないのではと思うからです。

     今回の女神様のバスが神器を折る事が出来た最大の理由は、バスさん自身が斗馬さんの為に、なりふり構わず、全力を振り絞った事によると思います。

     そういった感情の機微は、力で生み出された心では、時間が経てば分からないですが、生まれて直ぐには、不可能かと思います。

     そして、それが分かっていたとしても、力で、心が作れるならば、どれだけ必死になったとしても
    鍛冶神様には、今のバスさんの様な強い心がは作れない。となるはずです。

    となれば、考えたくないですが、そんな心を生み出すまで、斗馬さんのところに鍛冶神様が居着く可能性がありますね。

    そうなると、葵さん達のストレスがマッハで溜まっていき、結果、しわ寄せが斗馬さんに行くという悪循環が想像できますね。

    また、最後になりますが、今回は、回りくどい感想で、すみません。

    次回は、もっとコンパクトにまとめる努力を致します。

    作者からの返信

    投稿より長い感想ありがとうございます。

    負けじと今回はいつもより長めです。

    次回より天界編に突入です。

    お楽しみに