第541話 テンション
<アリアside>
城に入ってからの敵の攻撃は熾烈を極めた。悪名高いロドス騎士団。悪名が目立ってしまっているが実力の方は帝国トップクラスである。
連携も良く簡単な相手ではない。
他のメンバーもかなり苦戦しているようど。
そうなるとトウマが心配だ。
女神様より頂いた装備があるとはいえ、トウマは戦いの素人。
早く目の前の敵を倒してトウマを助けるのだ。
ダメだ、やはり敵が強い。
他のメンバーに頼りたいが、皆も同じで自分の身を守るのが精一杯のようだ。
クッ!
トウマが攻撃されているようだ。
???
今、あからかに変な動きをしていた。
やはり女神様の装備には何か仕掛けがあるのだろう。
だったら反撃すべきなのだが、トウマの性格だと無理だろう。
え?トウマが剣を構えただと??
さらに敵を斬りつけて‥
!!!!!
敵が砕け散ってしまった!!
これには敵味方関係なく驚いてしまい、動けずにいた。
これは好機だ!
私は隙のできた騎士達を倒していく。
それにしても、トウマの様子がおかしい。
人殺しなど出来るはずのないトウマが、敵を粉々にしたのに全く動揺を見せないとは‥。
女神様の仕業だと思うが、トウマに悪い影響を与えなければ良いのだが‥。
<女神side>
敵を爆散させたことで、女神のテンションは上がっていく。
「次よ次!
悪は見つけ次第、斬ります!」
次の相手を積極的に探す女神。
「見つけた!
悔い改めなさい!!」
女神がコントローラーを振り下ろす。
ザシュ
今度の騎士は真っ二つに斬られてしまう。
さらに‥
シュッ
騎士の首が斬り落とされる。
「はっはっは!
圧倒的ではないか!!
さぁ、かかってこい!!」
女神のテンションはさらに上がるのであった。
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