第373話 聞こえない
フェリス王女からお許しが出たのでアサシンメイドに触れようとすると口頭で拒絶される。
フェリス王女の説明では訓練のおかげ、もしくは生まれた時から声が出せないはず。
気のせい、聞き間違いかなぁ。
もう一度チャレンジする。
「気持ちが悪い!
手を近づけるな!!」
今回はさらに声が大きくなっている。
話が違うとフェリス王女に視線を送るが何故かキョトンした表情をしている。
どういうこと???
まさか聞こえてない?
「あの‥
声出てますけど‥」
事実を伝えてみた。
「何が?」
「何がですか?」
おっと、フェリス王女には聞こえてないのか?
不思議だ‥
また魔法の力とか言い出すのかな。
とりあえずおもいっきり拒絶されたのでアサシンメイドに触れるのはやめるて話を元に戻す事にする。
「改めて、何か御用でしょうか?」
フェリス王女が俺の部屋に来た理由を尋ねるのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます