第117話 帰路
アリアを乗せてバスをスタートさせようとすると問題が起こる。
アリアの席順だ。
アリアが俺に一番近い運転席の真後ろの席を希望するがすでにソフィアさんが自分専用だと主張する。
かなり揉めたが俺の説得もあって二番目に近いソフィアさんの横の席を確保した。
そもそも乗合なんだから専用席とかないんだけどなぁと疑問思いつつハンドルを握る。
ちなみに葵さんは俺の近くの通路に立っている。
さすがに急ブレーキなどで危ないと言ったが天使なので大丈夫とガンと譲らなかった。
ちなみに葵さんの服装はナース服から白いミニのワンピースに変わっていた。
またミニスカートだ。
頼めば見せてくれるがやはり際どいスカートに目が奪われてしまうがここは運転に集中する。
行きは妨害などあってバタバタしたが、帰りは何もなく静かに運行出来た。
バスは適度に揺れながら道を進む。
アリアとソフィアさんはものの5分で眠ってしまう。
俺はバックミラー越しに2人の寝顔を見ながらバスを走らせるのであった。
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