第11話 ショートパンツの誘惑

「おやすみ、ヨーコ」


「おやすみ、ヒナ」


 いつもの挨拶を済ませてからどれくらい経ったかな、ヒナの気持ちよさそうな寝息がリズムよく聞こえてくるのを合図に私の日課のようなものが始まる。


 今日のヒナはTシャツにショートパンツを履いている。


 お腹にだけ布団をかけて寝ているから好きな所にキス出来そうだ。


 まずは足の甲からキスしよう。


 音がたたないように静かにキスをする。


 ヒナもまさか私が夜な夜なこんな変態的な事をしてるなんて知らないだろうな。


 ヒナの体を味わうように足の甲からゆっくりと上にのぼりながらキスをしている。


 膝にキスをした時に「んぅ」とヒナの声が漏れた。


 くすぐったかったのだろう、ヒナの体を唇で味わう事ばかりに集中してしまっていて、遠慮がなくなってしまっていた。


 もう少しで起こしてしまうところだ。


 気をつけないと。


 ヒナを起こさないように、もうちょっとだけ、もうちょっとだけ。


 これから太ももにキスをしていくのに、今ヒナが起きてしまうとヒナの魅惑的な太ももにキスが出来ない。


 撫でるように太ももを触りたいけど、起きちゃうよね。


 我慢。


 撫でる事は出来ないがキスをする。


 ちゅ、ちゅ、と何度かキスをしている内にまたヒナがもぞもぞと動いた。


 起こしてしまったかと思ってドキッとしたけど、大丈夫だったみたいだ。


 もぞもぞと動いたヒナは今は足が開いている。片足は伸ばしていてもう片方の足は少し曲げでいる状態。


 ショートパンツから、パンツが...見えている。


 それにそこはヒナのまだ汚れていない場所でいつかはそこにもキスがしたい。


 私はヒナの足の間に入った。


 太ももの内側からキスをし始めた。


 どうしよう。


 我慢出来ない。


 ほとんど足の付け根あたりをキスしている最中だが、すぐそこにヒナの一番いやらしい場所が。


 どうしよう。


 ヒナ、ヒナ。


 好き。


 ちゅ。


 ドキドキが止まらなくなってきて、これ以上すると絶対止まらなくなってしまう。


 ヒナにこんな事がバレたら絶対嫌われる。


 それは嫌だ。


 ヒナにだけは嫌われたくない。


 ヒナ、大好き。


 たっぷりと太ももにキスをして、最後に唇にキスをした。


 我慢しないと。


 ショートパンツから覗く魅惑的なヒナの体やパンツはいつか...そんな事ができる日かきたらいいな。

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