用語

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 ◎用語集◎


 ♢霊界・・・現世とあの世の狭間にある世界。 輪廻の円環から外された、生来の不要となった感情の残滓が沈澱する精神世界。 見た目は現世にそっくりだが、終末期のように建物が崩れ去ったような風景がどこまでも続く。 主にもののけたちの住まう場所であり、普通であれば人が干渉できるような場所ではない。


 ♢魂・・・肉体に宿る精神、自我。また生命の根源であり、死後、あの世に還るとされている。


 ♢妖・・・霊界に住む精神物質。 人の憎しみや悲しみを好み、たぶらかす事を趣向としている。 契約や儀式によって、人の望み叶えその引き換えに魂を喰らう。 西洋では悪魔と呼ばれているもの。

 その正体は輪廻の円環から外れた、人の生来の感情の不要とされたものの残滓の集合体である。だからこそ、人の魂に憧憬をもち、価値を置く。

 ♢もののけ・・・妖が現世に受肉(肉体に宿る)したもの。二つの理に存在する。

  

 

 ♢鬼・・・人の願望を力という形で、妖と契約し、外法の理に触れる術を手にした人の領域を超えた存在。

 例えば火を自在に操ったり、ビルを飛び越える脚力を手に入れたり、弾丸を弾き飛ばす肉体を得たりなど様々である。



 ♢符術・・・符璽とも言って、神代の言葉が記された文字。邪を祓う(弾く)ことができる陽の力───璽力と言う。生命の証である赤色で記すこと、己の血であればなおのことよし。

 また、神代の言葉とは八百万の神の字やその意味を込めた文字であれば良い。要は願いを届ける神が頭にあれば、それは効力と発揮するということ。

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