　まず銅賞五作品の一作品目です。別に順位順ではありません。悪しからず。

　出雲尼子戦記

　作者杉浦ヒナタ

　いやいやいや。絶対もっと上でしょ。面白いですよ。山中鹿之助と冴名さんの話。先生の順位低すぎですよ。

　うん。面白かったけど、中途半端に山中鹿之助を知ってて、感情移入しちゃって、若いころから、結構戦場で活躍したイメージだったので、これじゃない感が。そして、だいぶファンタジー。もう一作品が重厚で良作だっただけに比較しちゃったし。

　そうですか？　歴史ファンタジーとしても良かったと思ったんですけど。先生のも歴史ファンタジー戦記ですし、もっと評価しても。

　良い作品だよ。実際。この方の作品は人物描写が良いね。特に女性が生き生きとしていて、ただ男性にもたれかかる女性ではなく、芯があって強い女性、とても好きだよ。

　確かに人物描写は素晴らしいですよね。そういう意味で、僕はもう一作品よりこっちが好きでした。冴名さん強いし、鹿之助のお姉さん兼、恋人？　二人の漫才も面白いです。後は、たたらの話。頭の中、もののけ姫になりました。

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