第14話 城リフォーム

1週間後、マッシュ達が戻ってきた。1ヶ月の食料と100人分の武器類を確保していた。怪我人はいるものの、死者0だったので俺はみんなを褒めた。城の草木は取り除かれ、内部も修繕が四分の一終わった。俺は城の見取り図を完成させ、レインと一緒に城の改築を考えた。改築といっても抜け道を変えるだけだ。俺は暗殺者としての技術をふんだんに用いて城に3つの抜け道を見つけた。俺は全ての抜け道を封鎖し、新たに5つの抜け道を考えた。

俺の部屋になる建物最上階から城壁近くの物置に抜ける道と城の外の出る道の二つと

物置から山の南、東、西に逃げる道だ。俺は四番隊にこの作業を任せた。さらに、城壁の強化を一魔隊、ニ魔隊に任せて一番隊、二番隊で城周辺に深さ5 m、幅10 mの水堀を作るように指示した。三番隊には近くで大量にいるDランクのオークを狩ってもらい肉を保存させる。四番隊は城の城壁全体に城を使っているのがバレないように草や蔦をカモフラージュさせる。



各隊に指示を出した俺はマッシュと一緒に準男爵の領都、ブルータスに来ていた。ブルータスは人口約5万人の都市だ。俺は貧民街の実態を調査するためやってきた。俺は貧民街にいる数人の大人に銀貨を握らせ貧民街について教えて貰った。この貧民街には闇ギルドが5つあって中でもアルバンとカシアスの二大勢力らしい。アルバンは1500人、カシアスは

千人で他の三つは合わせて千人らしい。五つとも、敵対関係で大ギルド同士で抗争、小ギルド同士で抗争をしていて、毎日死者が絶えないらしい。俺とマッシュは小ギルドが集まってる西地区を歩き回り、どう制圧するかを考える。俺は2週間をかけて入念に調査して完璧な計画を立てる。

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