7.5:感想へのお礼練習7

 前回は青春は多くの人が経験しているはずなのに、いざ書くとなったら難しいなと思った。

 単純に学園ものなら青春というわけでもないしね。


 子供の頃は何にでもなれると思っていた。

 けれども、社会人になって身の程を知るわけですよ。上には上がいるって。

 例えばただ漠然と、小説家になりたいと思っていてもダメだし巧ければいいというわけでもない。

 『らしさ』というものが何よりも大事なんだよね。


 好きだから書いているだけなら、小説家になることは不可能。

 もちろん先天的な才能を持っている人は別だけれどね。

 そのジャンルである必然性とジャンルについて深く学ぶ必要がある。

 それを理解した時、初めてプロへの道が開かれる。


 まあ、世の中には俺のようにおもちゃを作る感覚で次から次へと物語を書く人もいるけれど、アイデアだけでは小説家になることはできない。

 変わった人よりも、成功するのは凡人なのだということを忘れてはいけない。

 何故なら小説というのは『共感させることが何よりも大切だから』。

 どんなに巧かろうが、面白かろうが、需要がなければ小説家にはなれない。

 

 あなたに足りないものは何か?

 それを見極めよう。

 

 俺に足りないのは、普通の感覚だったけれどね。

 /(^o^)\


 さて御礼練習をしてみよう。


【返信内容】

 こんにちは。お読みいただきありがとうございます。

 感想までいただけるとは! 大変嬉しく思っております。


 この物語は”青春とは何か?”を追求し、血反吐を吐きながら書いた作品なので思い入れが深いです。

 現代では性自認に関して、カミングアウトする人もいます。

 しかしそのことに疑問も感じているんですよね。自分の性自認がイコールの人はいちいち言わないし、恋愛対象が異性の人も同様にいちいち言わないわけですよ。

 言わないのが当たり前だから自認や恋愛対象の性別が異なる人は目立つ。

 誰でもカミングアウトする時代になれば、少しは違うのでしょうか。

 一般人は人と違うことにより、恐怖を感じている人の気持ちは分からない。学生ならなおさら毎日同じところに行かなくてはならない。その為、カミングアウトすることはその後の学生生活を決めることでもある。

 一般人になんか分かりっこない。そういう人たちが抱える不安や恐怖を。

 なのでこの物語を通して伝えたいと思いました。

 そしてたった一人の理解者がいるだけでも救われるのだということを。

 この物語では自分なりの結論を提示しています。ラストまでお付き合いいただけたら嬉しいです。



 こうやって感想の練習や御礼練習をしていて思うんだが、書く内容のない作品には内容のある感想は書けないし、内容のない感想には返信も難しいよね。

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