第参拾捌話 爆裂!マガジンブレーカー!
コ又は工の字型をした、船体を持つ連合軍一般戦艦は、前述された文字の挟まれた部分が、ブリッジとなっている。
ブリッジの両端は、格納庫となる部分が取り付けられているため、特異な外見を有している。
ブリッジが、普通の艦艇よりも
特異な見た目を持つ艦ではあるが、設計思想に沿った設計によったものであり、連合軍にとっての、作戦行動に最適された艦と言える。
特異な掛け声で、ジークはブリッジを両断し、ブリッジという、接続部分を無くした戦艦は落下していく。
「報告します!敵戦艦は、ブリッジ破壊により無力化!また、試製507式粒子刀は、リミッター解除による、過剰エネルギーで粒子加速部分が破損!使用不能になりました!」
「そうか…廃棄する!」
「わかりました…」
彼は敵集団に向け、使用不能になった刀を投げつける!!!
レーダー等、索敵機能に引っかかったであろう刀は、すぐさま回避される!!
しかし!!!!!!!!
反重力式磁力ブースターと、機体各所に設置されたアポジモーターにより、敵機集団に急速接近する!!
この時の制御を行うマキアの制御は、機体を操縦するジークの行動に、一切の違和感を持たせることのない制御であり、完璧であると言えたッ!!!!!!
接近した巨神は!
人の叡智と言える!!
兵器を搭載され!!!
敵を!!!!
貫く!!!!!
ノアの腕部に搭載された、マガジンブレーカーという、特殊パイルバンカーは、月面戦闘時には搭載されては居たものの、使用されることはなく、大気圏内に戻ってきたこの戦いで初の使用がされたが、このパイルバンカーは、歩兵用ロケット弾を、射出する機能が搭載されており、主に中距離の牽制(ただし直撃すれば、兵器で戦闘艇クラスの大きさの兵器は破壊可能)に使用可能で、さまざまな仕様用途と、戦局に対応した兵器になっている。
敵戦闘艇を貫き飛ばし、他に残った敵を視界内に捕捉すると、、、
「ミサイル弾!!斉射!!!」
「了解!!!」
マガジンブレーカーの杭部分は回転し、開けられた穴からは、小型のミサイル弾が発射され、ミサイル弾は敵戦闘艇を捕捉!!!!
回避行動をとる、敵戦闘艇を追尾し!!!!!直撃せんと!!加速する!!!!!!
加速する事をやめぬ、ミサイルに対し回避行動の合間に、内部に小型推進器と熱源を保有するダミーバルーンを射出!!!!!
ミサイル弾と、ダミーバルーンを射出し、回避行動を取る戦闘艇の残像は幾重もの線を、宙に映し出す!!!
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