ハスキー姉さん1 ハスキーたるもの
ハスキー姉さん シベリアンハスキー7歳 ラブ美の姉貴分
ハスキー姉さんは、日々つぶやく
<ハスキーたるもの>
激しい雷の音が響いても、
<ハスキーたるもの(カミナリがどーした?)>と昼寝を続ける。
他犬にガンつけられて、ケンカを売られたら、
<ハスキーたるもの(お前~!!)>と即、反撃態勢を取る。
動物病院で注射をされても、吠えない逃げない暴れない。
じっとしててエライねぇ~!と先生に褒められても、
<ハスキーたるもの(注射ごときに騒がない)>と静かにつぶやく。
いや~な体温計をお尻から入れられても
<ハスキーたるもの・・・>とじっと耐えてみせる。
待合室で、ギャンギャン泣いてるワンコさんと目が合っても、
<ハスキーたるもの(病院で無様に泣きませんよ)>と静観している。
先日、歯石取りをした時、お尻に痛ーーーい麻酔注射をされた時も、
一言も漏らさなかったと、大変驚かれた。
みんな、みぃーーんな、どのワンコも泣いて嫌がる痛い注射なのにと。
「みんな泣きわめくくらい痛い注射だったってよ?」
<ハスキーたるもの。注射ごときで泣いたりしない>
「いやいや、麻酔注射だから。かなり痛かったはずだが?」
<痛いとは違う。じわ~とか、ジンジンはした。
でも、ズキっ!とかピリピリする痛みじゃない。
痛くなかった!
ハスキーたるもの(注射ごときで・・・)>
確かに、痺れと痛みは微妙に違いますが。
泣かなかった犬はいないくらいのお尻の注射だったんですが。
それも<ハスキーたるもの>
ハスキーの矜持で、耐えてみせるか。
ハスキー姉さんは、自分に無駄な所で厳しく、
他犬にも、とても厳しいです(^_^;)
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