ハスキー姉さん2 正しい挨拶

こんにちは。ワタクシ、ハスキー姉さんと呼ばれております。


ワタクシ、挨拶にはウルサイです。ええ・・超!うるさいです。

というより、正しい挨拶を知らない犬が多すぎです。

道路の反対側から<ケっ>と言ってくる小型犬、無礼過ぎです。

私を見ただけで<怖い怖い!来ないでー!>と泣き叫ぶ超小型犬、

私はそこにいるだけ。いたら悪いのですか??

遠くから<やるか!なんだよお前?!ああ?>と、

いきなりケンカ売ってくる中型犬、

ああ、実戦でガッツリ締めたい(やりませんけれど。)


<こんにちは>

何故、このたった一言が言えないのか?

身体の大きさに関係なく、<こんにちは>と会釈すれば、

静かに<こんにちは>と挨拶を返す。

そして、相手が怖ければ、静かに立ち去ればいいだけ。

挨拶した相手を、むやみに威嚇したり攻撃したりはしない。

遊びたければ、そこから遊んでくださいポーズに移行すればよし。

<こんにちは。失礼します。>が言えれば、

犬同士、ケンカにはならないのです。


なので、これからの未来を担う子犬を散歩中に見かけたら、

出来るだけ「正しい挨拶」を指導するようにしています。


前方から柴犬少年(生後3か月)がすっ飛んできました。会うのは2度目。

前回会った時は、がっつんがっつんと体当たりをしてきましたが、

その度に静かに<ウ・・ウゥ>と唸り、体当たりはダメと教えました。

今回は、いきなりの体当たりはナシ。

<おはようございます!>と、元気に挨拶してきました。良いコです。


が、嬉しい柴犬少年は、前足で私の体をトン!と押してきました。

これはアウトです!

目上の者に、先に手を出してはいけません。

即<ウゥウ>と唸って叱り、

<遊んで欲しい時は、目の前で小さくジャンプして誘うの。

  手を出してはダメ。ピョン♪と跳ねてごらん>と、

目の前で、軽く跳ねて、誘ってみせました。


柴犬少年は、<判った!姉さん、こうですか?>と、真似をしてみせます。

そうです、そうです、そのとーりです♪

賢い柴犬少年で良かったです。


これで柴犬少年は、「正しい犬の挨拶」を覚えました。

柴犬少年が大人になった時、周りのワンコ達に、

「正しい犬の挨拶」を教えてくれる事を願っています。


多頭飼いでなくても、散歩途中に会う穏やかな先輩ワンコに、

出来るだけ、近づけて欲しいです。

先輩達は、ちゃんと犬語で挨拶を教えてくれるのです。

「挨拶」は、犬社会の基本なのです。



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