カワセミセナと奇跡の翡翠  第七話 異次元への扉

シイ「ねぇねぇ、私とアイナで取り巻きのデンを倒すから、そのすきにサグイを倒してくれない?」


セナ「いいけど…どうやってあんなたくさんのデンを倒すの?」


アイナ「まあみてて。」


そういうと、2人は飛び出していきました。

シイ、アイナ「見えない剣」


そう、これは、シイとアイナの合わせ技です。アイナが幻を見せ、そのすきに氷剣を打ち込むという技です。その間、0,58秒。


イラ「今だ!僕等もいくよ!」


セナ「うん!」


セナ「おおいなるヒヤルの精霊よ…」


イラ「我等に力を与えたまえ。」


セナ「この輝きにて地の霊を…」


イラ「日のありし場所へ遣わしたまえ。」


そう叫ぶと、地が割れ、冥界バミヤルムから、一頭のドラゴンが現れました。


ヤレン「僕だって!」


このように、次々と、合わせ技をみんなが披露しましたが、ユカリとリンは、何か考え込んだ様子で、全く攻撃しません。しかし、なにかひらめいたように、紅の松明を地面に刺すと、奇跡の翡翠をすぐ近くにおいて、月のマナで、照らし始めました。


セナ「どうしたの?」


ユカリ「月のマナで、純白の玉の一時的な代わりになるって、聞いたことがあって。」


シュウ「あれ?疲れがない?」


リン「それは、私が回復させておいたの。早く空間のマナを使う用意をして!」


              * * *


しばらく戦っていると、サグイにも、体力の衰えが見えてきました。みんなそのすきを見逃さず、サグイにすべての力を注ぎ込みました。すると、紅の炎の形がかわり、大きな扉になりました。


            『異次元への扉!!!』


イア「くぅぅぅぅ!」


ボル「おしこめぇぇぇぇぇぇぇ!」


気が付くと、セナたちは、地面に転がっていました。しかし、そこは、不思議の森ではありませんでした。そこは、延々と続く黄色い砂漠で

した。


あとがき

お疲れ様です!サファイアです!はやくも第二作目おわりましたが、いかがだったでしょうか。

ここで、あるひとに、お礼をいっておきます。いつもコメントしてくださった、「じっくり」さん!ここから先の第三作目は、じっくりさんとのコラボになる予定です。

そして最後に、応援してくれたかたに、心から感謝を。

↓こっちじっくりさんのノートのリンク

https://note.com/jikkuri


↓こっちじっくりさんのカクヨムのリンク


https://kakuyomu.jp/works/1177354054891234428/episodes/1177354054891234686

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