心の在処

 全然楽しくない。

 好きで始めたはずだった。苦手なことを克服して、まっすぐ「好き」に向かって突き進んでいるはずだった。

『好きなことを続けると、辛いことは必ずある』

 とはよく言うが、泣きそうになるほど、脳が思考を拒否するほど嫌になるなんて、誰にも聞いてない。

 ねえ、僕は何がしたいの?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

140字小説 花空 @popflower

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説