第1話 三つ星シェフvs高良龍生
私は日本の3本の指にも入る大企業の社長令嬢の姫咲リリナ(ひめさき リリナ)欲しいものはなんでも手に入るわ。男だって、私にかかれば必ず振り向く……はずなの。私が今手にかけているのは学校1人気でイケメンの高良龍生(たから りゅうせい)。毎日のようにアプローチして1週間が経つの。他の男は平均2日くらいで告白してきたわ。でも、龍生はどんなにアプローチしても無言…。振り向かないはずは無いのに…!今日こそ振り向かせて見せるわ!「失礼致しますリリナお嬢様。2人分のランチの準備が整いました。お食事を。今日はイタリアンの三つ星シェフによって作られた料理でございます。」話しかけて来たのは私の使用人。今日は無理を言って2人分作らせたわ。なぜかって?決まっているじゃない!高良龍生にこのランチを仕方なく差し出して胃袋を掴もうって話よ。さすがの高良龍生でも、世界が認める三つ星シェフの前では無力のはずだわ…!!「高良龍生。今日は貴方にイタリアンの三つ星シェフのランチを差し上げるわ。2人分作らせたのよ。食べなさい。」……………(沈黙)どういうこと!?三つ星シェフよ?世界が認めるのよ!?イタリアンよ!?……はぁ、今日もガン無視ですのね……。どうしたら振り向かせられるのよ……
ワルイオンナになりたくない @tenten-1129
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