【外伝】 白雪姫症候群 ースノーホワイト・シンドロームー

櫻井所長・白銀ゆめか・三谷暁

・櫻井所長　４３歳

　キリヤたちが暮らしている研究所の所長で特別機動隊『グリム』の管理者。常に白衣を纏っている。コーヒー愛好家で新作を仕入れると、研究所職員に振舞ったりしている。

『白雪姫症候群（スノーホワイト・シンドローム）』に関する研究の第一人者で、能力者たちのよき理解者。　

・白銀（しろがね）ゆめか　２９歳

　銀髪碧眼の優しい雰囲気を持つ女性。研究所に常駐するカウンセラーで特別機動隊『グリム』の一員。元『白雪姫症候群（スノーホワイト・シンドローム）』の能力者。能力は予知夢と時間渡り。

　子供の時に時間渡りを使って現在に飛んできたが、記憶を失っており、しばらくＳ級クラスの保護施設で暮らしていた。その時の呼び名は『シロ』でキリヤの妹のマリアを姉のように慕っていた。

　施設襲撃事件の際に、すべての記憶を取り戻して担任教師の三谷暁に自身のことを伝えてから元の時代に戻った。

　元の時代に戻ってから研究所の所長となる櫻井の元へと向かい、その後は『白雪姫症候群（スノーホワイト・シンドローム）』の研究のために自身の身を提供した。

　研究に協力するうちに『白雪姫症候群（スノーホワイト・シンドローム）』に関わる人々の心に触れて、カウンセラーを志す。そして大学進学後、能力が消失。大学卒業後は普通のカウンセラーとして働くが、過去の自分が来る年に研究所へ勤務地を移した。

　好きな食べ物はハンバーグ。趣味は人間観察。

　優しい雰囲気を醸し出しているが、実は鬼畜だったりする――。

・三谷（みたに）暁（あかつき）　２５歳

　Ｓ級クラスの保護施設の担任教師。黒髪でジャージを着ていることが多い。本編『白雪姫症候群　ースノーホワイト・シンドロームー』の主人公。熱血で優しく、闇を抱える生徒たちを優しくて大きな心で導いている。

『白雪姫症候群（スノーホワイト・シンドローム）』の能力者で、能力は無効化と獣人化（ビースト）。唯一のＳＳ級クラスで、成人済みにも関わらず未だに能力が消失していない。

　好きな食べ物はから揚げ。