詩 道具の買い替え時
仲仁へび(旧:離久)
第1話
「つらいわ」
「つらいわね」
古くなったら捨てられちゃう
新しいのきたら飽きられちゃう
道具なんてそんなもの
私達なんてそんな存在
代わりなんていくらでもいるもの
ただひととき 主人と共にあるだけ
それが道具
人の命ほどにはなれないわ
どうやったってなれないわ
「むなしいわ」
「むなしいわね」
寿命 いつくるのかしら
天寿ってなぁに
そんなもの存在するの
私達 人でないものだから
最後まで なんて存在しないわ
だって それが道具
「かなしいわ」
「かなしいわね」
詩 道具の買い替え時 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます