第4話

順位表が貼られた日の放課後。

俺は可愛い顔してるんだけど、強面の金髪ヤンキー

美少女とでも形容しようか、、


そんな女に帰ろうとしたら呼び止められた。


「ちょっと山吹くん、話があるわ...!」


同じクラスの派手派手女子。


名前は確か、林ユーコだったか。

教室から一刻も早く出たいのに、ロッカーに近い開き戸のとこで通せんぼされた。


「え、なに?俺、早く帰ってゲームをしたいんだけど、、」


陰キャな俺に何の用だよ?と思っていると。


こんなことを言われた。


「こっちはね、凄い悔しいんだからね!」


「え、なんのこと?」


「定期考査の結果よ!」


「結果?」


「そうよ!数学も、古文も現国も世界史も地理も英語も一位取っちゃうって、

どーゆー、頭してんのよ!」


「あんたが来たせいで!私は学年二位になっちゃったじゃないの!」


そう言えば...


順位表あんま良く見てないけど、

二位の横には林さんの名前があったようななかった

ような、、、。

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