尾崎南先生の同人誌 衝撃のBL漫画の洗礼
子供の頃に『キャプテン翼』というアニメが大ヒットした。
サッカーの授業になると、主人公の翼の必殺技のドライブシュートとか、立花兄弟のスカイラブハリケーン(現実にやるの絶対に無理なやつ)とかを真似する男の子がクラスに一人か二人は絶対いた。
高校生になり、類は友を呼ぶのか、私に負けず劣らずオタな友達が複数人できた。
その友達の一人が、私が「キャプテン翼のキャラクターの中では日向小次郎が1番好きだ」と言うと、「それならおススメなのがある」と貸してくれたのが、尾崎南先生の同人誌、キーパーの若島津が攻めで日向が受けという、スタート地点からエロ全開のBL漫画だった。
コミケなど1回も行ったことのない私は、世の中にこんな漫画があったなんて!! と衝撃だった。
硬派でかっこいい日向小次郎が漫画の設定では下僕ポジ(違う?)だと思っていた若島津に犯されるという展開に仰天した。
その友達がこっちも面白いと『絶愛-1989-』という商業誌も貸してくれた。
サッカー少年のタクトが芸能人の晃司に執愛されるお話。
大量に貸してくれるのは嬉しいが、いつも渡してくれるのが学校で「今日地震や事故が起きて、これが私の遺品になったら死んでも死にきれない」という私に「大丈夫! 死んだら覚えてないから」と全くもってその通りだが、なんの気休めにもならない言葉を友人はかけてくれたのだった。
尾崎先生、濃厚なBL漫画をありがとうございますm(__)m
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