お題33、サイコロ


みなさん、ちんちろってやったことあります?あの丁か半かっていう賭け事なんですが。


その昔、江戸の時代、変な物、妖を飼っているっている噂がたっていた賭場があったんです。

で、ある勇ましい男が俺がイカサマ暴いてやると息まいて、その賭場に行ったんですが

何も分からないまますっからかんになって帰ってきた。

その男の友人もかたき討ちと称してその賭場に乗り込んでみぐるみはがされて帰ってきた。

大の男がおいおい泣いていると、一人のお百姓さんがその男たちの様子を見てどうしたと聞いた。

男から事情を聞いたお百姓さんは腕をまくって賭場に乗り込んだ。

場所について、ルールを聞き、イカサマを見破ろうとよぉくサイコロをみたがなんの変哲もない。

しかし、サイコロがツボ振りに入れられた瞬間だった、ツボフリの中に何かがいたのが見えた。

先ほど確認させられた時には何もいなかったはずなのに。

百姓はツボふりをうばって中を見てやろうと飛び掛かった、が、すぐに取り押さえられて賭場のものたちに殺されてしまった。

結局、ただ何かいるというお話だけが広まり、さらに人を呼び、百姓の死はそこの噂を盛り上げるための噂話に加わっただけでした。

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