お題22、映画館

映画館で起きた変なお話。

Aさんという方が一人で映画館に行ったんですね。

午前中の一番の回に気になっていた映画が上映されていて、Aさん一人で見に行ったんですね。


劇場についてチケット買ってたくさんシアターがあるんですけど、その中の1番スクリーンというシアターがある階まで行って席ついて、まだ上映時間まで時間あるよなって時間確認して席でゆっくり上映時間まで待ってたんですね。

ですが、Aさん疲れてていつの間にか眠ってしまった。

はっとした時には劇場が真っ暗になってしまっていた。

あぁ、始まった所かなってAさん思ったんですが、スクリーンに何も映らないんですよ。

あれ、まさか終わった?と思ったんですが、終わったなら劇場内が明るくなってもいいはずです。

どうしたんだろ、と思っていたら出入り口の扉が少し開いて、懐中電灯持った誰かが手に持った懐中電灯で劇場内を見回してAさんを見つけた。

Aさんは

あ、スタッフさんだ、と思った。その人は近づいてきて、言うんですね。

「こちら、7番劇場になりますが・・・・」

え?7番?自分は1番スクリーンじゃ?

Aさんは慌ててスタッフさんに謝ってその7番劇場と言われたシアターを出たんですね。

ただ、あれ?と思って振り返ると、入口に大きく1番スクリーンと書かれてたんですね。

不思議に思いながら、1番スクリーンの扉を開けると、電気が付いた自分が最初に付いたシアターだった。

そういえば、ここは番号の後にスクリーンとつけるよな・・・。何であのスタッフさん劇場なんて呼び方したんだろ。

そして、その時スタッフさんの制服が違う事を思い出した。

変な体験したなぁと思いながらもAさん、そのまま見たかったホラー映画を見たらしいです。

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