おまけ編『学園個人戦しちゃいました!!』

裏話


カナ「あのさ…生徒会がめちゃカオスだったんだけど?」


あぁ…あれね………ちょっと生徒会ってどんな役職あるかを調べようと学園物のBLを読んだ後でして…


カナ「マジか…あの後大変だったんだよ…

ネロは起きてきたチャラ男に何故か鞭降らすわ

アベルはわんこと睨み合いするわ

会長は私に話し掛けたと思ったら顔を近付けてきてウラドがハラパンして気絶させるわ

その他はそんな状況の中楽しく食事してたんだよ」


すみません…お疲れ様です


ゼウス「俺復活ー!」


あ、ゼウスさん戻ってこれましたか


ゼウス「あたぼうよWWW本編の章の冒頭文じゃ毎回出てんのにWコレに出れなきゃどうすんだWWW」


カナさんもですがゼウスさんの草…消そうかな…ボソッ


カナ「らめぇwww草はwしちゃったシリーズのwアイデンティティwww」


冗談ですよ…半分


ゼウス「半分ってワロえない…」


―本編章頭―


ゼウス「カナと愉快な仲間達ってWWW」


カナ「やかましいわw付けたのはネロなんだからw私は関係ないwww」


ゼウス「いやWでもWW前にW『カナ「カナと愉快な仲間達登場☆」』ってやったではないかWWW」


確認した

カナ「………マジだ…まさかwノリであんな発言しちゃったばかりにwww」


ゼウス「ある意味覚えやすいからいいんじゃねWWW」


―予想―


フォエン「ねぇ、誰が優勝すると思う?

私はタツヤだと思うな」


誰ってねぇ?テンプレなら途中で乱入者が出るだろうねwww


ネロ「うーん…意外に生徒会長辺りですかね…

アベルやタツヤはまだ実力不足でしょうし、カナの腕輪着けてますからね」


大丈夫二人には腕輪外してOKって念話したからwww


カナ「無問題w二人に腕輪の件念話しといたwww

私的には乱入者が出なければアベルだと思うおwww」


フォエン「そっか………え?」


フォエンは胸をなでおろしてすぐ疑問符が浮かんだww


ネロ「カナ…先程『乱入者が出なければ』って言いませんでしたか?」


そこ聞くのねwww


カナ「もしもの話よ

第一、学園の魔闘大会に乱入する人って見てみたいわwww」


フォエン「え、あ、そう…」


ネロ「もしも…ですか…」


テンプレなら決勝戦で勇者対誰かの時に乱入者登場だろうけどねwww


―個人戦予選の出来事―


アベル戦の次は生徒会長と庶務と副会長が出てきたw

出てきた瞬間女子(一部男子)達から黄色い声が…


部『今度は会長様と副会長様と庶務様が参加だー!

先程の書記様の時はダークナイト選手が勝ちましたが、ヴァン先生この試合は誰が勝つのでしょうか?』


ヴァン『やる気次第じゃあ会長だな…

副会長と庶務もそこそこ強いが会長程じゃないだろうな』


部『成る程…では始め!』


呑気に会話した後、始めの合図がしたwww

会長はキョロキョロと観客席を見渡したと思ったら私に指差したw


会長「カナ・イチジョウ!

もし!俺様が優勝した暁には俺様の恋人になれ!」


………………は?


全員(生徒会除く)『エエェエエエ!?』


カナ[会長さん貴方は何言ってんの!?]


会長はイケメンだからそう言ったら嵐になるでしょうが!!

因みに一応念話した


会長「フッ…わざわざ念話せずとも大丈夫だ!

俺様はカナが気に入った…いや惚れたのだ!

だから優勝したら俺様と…」


カナ『こんな大勢の目の前で告白するな阿呆が、私はあんたに惚れてもないし好きでもない恋人になりたくない、というよりイケメンが簡単に惚れた恋人になれとか言うなよ、嫉妬した輩に嫌がらせされたらあんたのせいだからな、つか優勝しなきゃいいんだよね?よし、アベルかタツヤあんたらのどちらか優勝して』


私が拡声器で語ると周りはシーン…とした


会長「照れてるな…」


うわ…思わず鳥肌が…

そうだ!せめて副会長か庶務がトーナメントに…


副会「私は降参します

やる気があるエアストに勝てる気がしませんから」


庶務「俺m…」


カナ『薄い本提供しますからバ会長を倒して下さい!』


副会長は白旗上げたが庶務のは防いでやった!


庶務「同人誌………やってみっか…」


ヨッシャ!釣れた!


しばらくして

あの後…庶務とその他は会長に挑むも会長が次々と倒して…


会長「例え庶務でも俺様の恋路を邪魔するな!!【ライトレーザー】!」


庶務「ギャーッ!!」


oh…最後に残った庶務が会長の光線にやられた…

こうして…会長がトーナメント進出した

アベル達に絶対に優勝してもらおう


―あの時の会話の内容―タツヤside―


チャラ「ヤッホー♪」


生徒会のチャラチャラした会計が話し掛けてきた


タツヤ「どうも…チャラ男先輩も参加ですか」


チャラ「まーねー」


チャラ男言われた事スルーかい

そういえば、この人…Mだったな…


タツヤ「まさか…もっとぶってとか言わないで下さいね

Mの相手はしたくないですし」


チャラ「言わないしー…Mのフリはちょっとした布石にするつもりだしー」


タツヤ「布石って…何の?」


まさかネロに惚れたから近付く為にMのフリを…


チャラ「………中等部から好きな奴がいてな…同性じゃこの気持ち伝えちゃいけないって思って隠してたんだけど…」


憂い顔で話すチャラ男…

コイツ同性愛者か…


チャラ「けどな…最近ソイツが男同士の恋愛物が好きって知ってよ…

なら俺にもチャンスあるってわかったけど…俺ってさ、女好きな見た目してんじゃん?

だから、それを払拭する為にMのフリして男でもイケると思わせて…暫くしたらソイツを…」


庶務さん逃げて!超逃げてー!


実況『始めぇえ!』


実況空気呼んだのか聞こえてたのか開始の相手をしてくれた!!


―タツヤ勝利の解説―


部『な、今何が起きたか解りませんが会計様が脱落の為タツヤ・シンジョウ!トーナメント進出です!』


ヴァン『大方あの光魔法で闇魔法を相殺して目くらまししたんだろう

で、その隙にゼクス会計のペンダントを斬ったってとこだろ………イチジョウそれで合ってるかー?』


解説なら生徒に聞くなwww

しかも何で本人ではなく観客席にいる私だよwww


カナ『その通りだけど、それだけじゃなくて、軽く浄化してたのよwww

つか、私じゃなくて本人に聞けやwww』


とりま【道具】から拡声器出して返答したwww


ヴァン『あー………そういやそうだな…』


気付いてなかったんかいwww


部『えっと…午前は終わりにして一旦お昼となります

あ、イチジョウさんは理事長がお呼びですので実況席まで来て下さい』


呼び出しくらっちゃったwww


カナ「という事で行ってきますww

お弁当を渡しておくから、みんなで食べてねwww」


フォエン「うん、わかった」


ネロ「では、僕達は先にアベル達の所へ行ってますね」


カナ「OK」


亜空間から出したお弁当とお皿と箸を二人渡して実況席へ空間繋げて移動したwww


カナ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンッww」


実況席には既にボー爺ちゃんがいたwww

とりあえずボー爺ちゃん達に紅茶を淹れたw


ボー「ホッホッ…ありがとう

流石カナちゃん来るのが早いのぅ」


カナ「そりゃ早めに切り上げてアベル達とお弁当食べたいからね」


というより早くアベルに癒されたい

だって会長戦の時にね…


ヴァン「弁当か…イチジョウの手作りか」


カナ「そうですが何か?

というか要件は?」


あ、白たんにモフモフしてもらう手もあったな

あぁ早く白たんとアベルに会いたい癒されたい


ボー「まぁ…要件は二つじゃな

一つはトーナメントの順番じゃ

流石にクジではあれじゃからの」


あー…確かに三度目もクジじゃあね…


カナ「なら、戦った順でよくない?」


ボー「うむ、それで良いな」


部「早!?」


早く癒されたいんだもの


ボー「二つ目はカナちゃんも解説してくれんかの?」


………は?


カナ「嫌ですお断りです」


今お面着けてるとは言え恥ずかしいから嫌だもん


ボー「ふむ、やはりかの…」


やっぱボー爺ちゃんは理解してるかr…


ボー「解説しとってくれたら猫喫茶でお茶をご馳走しようと思ったんじゃが…」

カナ「解説ならお任せあれ!!」


部「簡単に釣れた!?」


ヴァン「ま、イチジョウは猫と茶が好きだからな…」


お面から被り物にチェンジして頑張りますか!!


―ある使い魔の悩み―


気に入った人間…主の使い魔になってから暫く経ち…


主はカナ・イチジョウという言動が変わっているが血が美味い人間に気がある…というより惚れているという事に気が付いた


何故なら…主は実家に帰る度に姉という存在から抱きつかれ多少嫌がる癖にカナに抱きつかれた時は嫌がる云々以前に茹で蛸のように赤面する

カナの話題だと滅茶長い…聞いてるこちらがグッタリする位に

むしろ、気付かない方がおかしい


まぁ、主がカナに惚れているのは皆気が付いているが肝心の当人らは全く気付いていない


見ていてやきもきする

どうにかならないものかと悩んでいる頃…生徒会の不味ゴホン…書記という人間が現れた


ソイツはカナに惚れているらしく戦いを機にカナに近付こうと目論んでいて主はそれに怒っていた…


もしや、これがきっかけで主はカナに対する気持ちに気付くかもしれん!

…と、思っていたが…まさかの抱きしめられるポジションを取られたくないという勘違いを起こした…

普通己の気持ちに気付くだろう

と、誰もが思ったに違いない…


はぁ…どうしたら主は己の気持ちに気づけるのだろうか…

我のやきもきした気持ちはまだ続きそうだと悟った…

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