第4話駄々こねと、夜ご飯
「嫌だ。」
「なんだ断るんですの!」
嫌だと言った金髪の彼女は、怒声をあげた。
「ちょっと、いいか?」
セイリュウの、質問に答えることより、名前をきくことにした行動に、優たちは、ここで名前!と思った。
「ちょっと、なんですのあなた、話をしている途中に、」
「あんた何者だ。拓哉の知り合いか、」
「仕方ないですわね。私の名前は、ロゼネラ・フォン・ロゼィオラですわ。」
ロゼネラは、手で髪をなびかせながら、自己紹介をした。
「拓哉、なぜ、戦わなければ、ならない。」
「嫌だの理由だが、戦ってなんになる。ロゼネラが、戦う理由は、あの事だろ。俺にも、悪い所はあるが、それ以上に、ロゼネラが悪いところがあるだろ。」
ロゼネラは拓哉の発言に、冷や汗かいた。
「俺とバトルをして、ロゼネラ鬱憤を解消したいだけのバトル、付き合う必要性はない。」
ロゼネラは、拓哉の発言が終わると、床にうつ伏せに、駄々をこね、泣き始めた。
「バトルしてくれないと、嫌だ〜。」
「「(えーー)」」
会場の人々が、ロゼネラの行動に、驚いていた。
「(何、この展開。)」
「(また、駄々こねって、あ、もうすぐ、夜ご飯の時間だ。)」
「(お嬢様キャラの駄々をこねるなんて、需要ないだろ。こういう場合、怒るものだぜ。こんなのは、キャラ崩壊だ。これラノベ小説だったら、キャラ崩壊で、苦情来るぜ。)」
優は、ロゼネラの行動に、驚き、拓哉は、昔のことを思い出し、夜ご飯のことを考えって、それでいいのか。拓哉。そして、セイリュウは、お嬢様に、キャラ崩壊していると考えた。
「ねえ、拓哉バトルしたあげたら」
「このままだと、周りにもっと、迷惑かかるぞ。」
「わかった。」
「バトルするから、泣き止んでくれ。」
「それじゃ、バトルの準備しましょう!」
「「(嘘の泣き!!)」」
拓哉が、優達の説得で、バトルすることを決めたら、駄々こねるのやめ、泣き止んだ。
「バトルする前に、聞きたいこととが2つある。」
「なにかしら?」
「俺とバトルしたい具体的にな理由を聞きたい。」
「いいですわよ。」
「バトルしたい理由は、我が家の家訓の一つ、自分の体を大事にする。もし傷つけられたりしたらら、ロゼィオラの誇りに、泥をつけたと同じだと思え。」
「優、ロゼイォラ家って何?」
拓哉は、ロゼィオラ家とはんなんのか、小声で、夕に聞いてみた。
「ロゼィオラ家とは、異世界にある貴族の一つだよ。おそらく彼女は、ロゼィオラ家の出身だよ。」
拓哉達は、ロゼネラが、異世界の貴族の出身であることに、驚いた。
「ロゼィオラ家の誇りを守ることは、ロゼィオラ家のエルフとして、当然のこと。」
ロゼネラは、異種族の一つ。エルフ族らしく、その証拠に、エルフ族の特徴の一つである、尖っている耳が、彼女にはあった。
「ロゼィオラ家の誇りのため、あなたに、バトルを申し込んだのですわ。」
「それと、そこの、あなた名前」
「私、色辺優だけど。」
ロゼネラは、優の顔を見て、名を聞いた。聞かれた優は素直に、自己紹介を行った。
「(拓哉から、話しは聞いたが、まさかこんな展開になるなんてとは、)」
「(そういえば、拓哉が聞きたいことが、まだ残ってたな。)」
セイリュウは、拓哉が聞きたいことが残っているのことに気づき、ロゼネラに話しかけた。
「おい、ロゼネラさん。拓哉が、まだ聞きたいことが残っているぞ。」
「そうでしたわね。セイリュウさん、私のことは、呼び捨てで、構いませんわよ。」
「わかった。今度から、そうするぞ。」
「拓哉さん、最後に聞きたいことは、なんですの?」
ロゼネラは、優とセイリュウの会話を終え、再び、拓哉に話しかけた。
「もう少しで、夜ごはんの時間だし、バトルは明日でいい」
「別にいいですけど。」
「それじゃあ、また明日」
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