第77話 わし 調子狂うほど順調
〜〜〜銃歩兵訓練所〜〜
シルビア「あぁぁぁん♡それでそれで?」
アリア「アリアが好きだって言われました」
シルビア「いやぁぁん♡それでそれで?」
アリア「あんまり記憶が無いですが、私からキスを迫ってたと思います」
シルビア「あらぁ!!大胆ねぇ♡それでそれで?」
アリア「マルス様がセックルしながらキスした方が燃えるって言ってたと思います」
シルビア「きゃぁぁぁぁぁああああああ!!♡大胆発言!今のセリフで体温が8度上がったわ♡それでそれで?」
アリア「びちゃびちゃの穴に棒を勢いよく突っ込んでたと思います」
シルビア「いゃぁぁぁぁぁあああああん!!♡ハゲ…しい♡それでそれで?」
アリア「教えられてたほど気持ち良くは無かったと思います」
シルビア「最初は痛かったたりするからね♡それでそれで?」
アリア「マルス様は激しく棒でグリグリしてました」
シルビア「きゃあああああああああああ!!♡イキ…そう♡それでそれで?」
アリア「白い汁をゴックンしろと言われて飲まされました」
シルビア「いゃああぁぁぁぁぁぁぁぁああん♡イッ…ちゃう♡」
アリア「これが噂のセックルですか?そこからは全く記憶が無いです」
シルビア「そうね♡やったわね既成事実って奴よ、もう私の男って感じの態度はイケるわね」
アリア「ほほほほホントですか!!マルス様の女になりましたか!!」
シルビア「当たり前じゃな〜い♡羨ましいわ♡妬いちゃう♡」
アリア「えへへへへ…」
わし私室
わし「何か凄く嫌な予感がする…」
カレン「色々と悪い事が続きましたから、考え過ぎかもですわ」
わし「いや…なんか違うベクトルの様な気がする…」
コンコン
わし「そら来た…」
カゼハヤ「カゼハヤです」
わし「入れ」
カゼハヤ「ウゴン王国の王族の保護が出来ました」
ガタッ
わし「でかした!!これで亡命政府が出来る」
カゼハヤ「保護した王族はツッキーノ王の弟の孫娘でツキノ様です」
わし「うーん…女か…馬鹿で良いから男の方が良かったな…正統性として弱いな…」
カゼハヤ「どうしましょうか?」
わし「とりあえず王都に連れて参れ、会ってみる」
カゼハヤ「ははっ!!」
この時代だと女は弱い立場だからな…まぁ直系血族だから、無理矢理こねくり回せば何とかなるか…
ちなみに日本の天皇は男系の皇統だ、女性天皇は過去に8人いたが全員、男系祖先(父方)に天皇を有する男系女性天皇、つまり男系の皇統の女性は女性天皇になれるが、その夫や子供は天皇になれない、理由は天皇家を乗っ取れるからだ、なかなか乗っ取れないから、2000年も天皇家が続いてるのよね
例えば、愛子内親王が女性天皇になって、わしと結婚して、男系の皇統じゃ無い、わしや子供が天皇になれるとしたらマルクス朝が誕生する事になる、転生前に議論になってたが、女系天皇が誕生すれば、乗っ取りが可能になり、南北朝とかなるかもね日本人の分断が可能だ
過去最高ピンチだった道鏡事件は和氣清麻呂が阻止した、これマメな
カゼハヤ「あとリバティ港湾都市でのアルビア国の使者ですが、手筈通り、海賊が拉致に成功しました」
わし「それも朗報じゃな、では使者を救出して高速帆船でアルビア国に送り届けるんじゃ」
カゼハヤ「ははっ!!では失礼します」
バタン
カレン「ほらマルス様、杞憂ですわ」
わし「まぁ予定通り順調じゃな」
コンコン
わし「ついに嫌な予感が来るぞ!!」
ホウトク「ホウトクです」
わし「入れ」
ホウトク「すまねぇ旦那…トチッちまった、処罰は受ける」
わし「うーむ…それより占領政策はどうじゃ?」
ホウトク「国境沿いを飛び地で占領して行ってる、兵が足りないからな、ゆくゆくは線路を引いて行く感じですかね?」
わし「うむ…それで良い、北から南へ国境沿いを長細く領土を切り取ろう、3ヶ所に防衛ラインを作って行く、どれだけ亡命政府に人が集まるかが鍵だがな」
ホウトク「了解しました、あちらさんも、極維党の反乱分子や国がまだ不安定だから、今の内って感じですかね」
わし「うむ…では!!処罰を言い渡す!!わしが減給6ヶ月でホウトクは減給3ヶ月じゃ」
ホウトク「え?旦那も減給ですか?」
わし「結局は最高責任者の失敗だからな、会社の法律でもそうじゃ、わしがホウトクなら大丈夫と任せたのじゃ、それが失敗した場合はわしの見る目無かったと言う責任がある!!部下の責任は上司の責任だ、この方が組織として育つ」
ホウトク「旦那…あ…いや…分かりました!!次は旦那の見る目は間違い無かったと証明して見せます!!」
わし「うむ!!占領政策と亡命政府も任せたぞ!!」
ホウトク「ははっ!!では失礼します」
やはり旦那は只者じゃねぇ…
バタン
カレン「雨降って地固まるですわ」
わし「うーむ…良い方向に進んでるとも言えるがな、しかし、亡命政府の方が我が国より領土が大きくなるんじゃ無いか?」(笑)
カレン「屋台骨のマルクス王国がしっかりしてれば大丈夫ですわ」
わし「しかし…やる事が増えたのぉ…」
コンコン
カシム「カシムです」
わし「入れ」
ついに来たか!!嫌な予感の前触れが
カシム「失礼します、ユリが少数ですが出荷可能になりました」
わし「ほう…早いな…育成は順調か?」
カシム「はい、パドロ駅都市がリバティ港湾都市から近いですからね、ヤマト王国からのユリの輸入量も増やしましたし、あと石油もあるみたいです」
ガタッ!!
わし「それは本当か!!」
カシム「ええ…しかも、タダ同然の値段です」
わし「まぁ、利用価値が分からなければ、ただの臭い水だもんな、しかし大朗報だ石油の精製所を増やそう」
カシム「ははっ!!ではユリはレガシィ大帝国と聖カトレイアに出荷して行きます」
わし「うむ…レガシィ大帝国に特に多く輸出しろ、あと百合根は生薬にもなる、風邪やペストにも効くと商人を使って噂を流せ」
カシム「なるほど…さらに付加価値を創造するのですね」
わし「うむ…」
実際に成分はデンプン、蛋白質、脂肪、アルカロイドの他にユリ科の植物によくみられるステロイドサポニンがあり、辛夷清肺湯という漢方処方では、肺の熱を冷ましたり喉を潤して咳を止め痰をきりやすくする働きをする、百合の効能は潤肺止咳以外に寧心安神(鎮静作用)もある
カレン「良い事が続きますわね」
わし「うむ…おかしいな…」
カレン「悪い事がずっと続くとかありませんもの」
わし「まぁ…そうなんじゃが…」
コンコン
アリア「アリアです」
きた…嫌な予感の原因は絶対コイツだ!!
わし「は……はいれ…」
アリア「失礼します」
わし「お…おう最近、調子はどうだ?」
アリア「普段通りです、銃の訓練は毎日欠かさずしてます」
わし「それは良い、ところで、覚えてるか?この前の成人の儀の時に酔っ払ってたの」
アリア「す…少しだけ、ご迷惑をかけました、お酒は控える様にします」
わし「お…おう…」
なんか調子狂うな…
カレン「私も銃の訓練をしてますわ、ハマりますね」
アリア「そうですね、ストレス発散になります」
張り合わない…いつもなら…私の方がとか言うのに…
カレン「アリアちゃん、最近綺麗になりましたわ、成人の儀を終えて、何かありましたの?」
アリア「ふふふふ…ありがとうございます、特にコレといってありません、カレンさんは相変わらず綺麗ですね」(ニッコリ
カレン「あら、嬉しいですわ」
うーーーむ……絶対おかしい!!
次回に続く…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます