次回予告
EP4,大賢者、入学する
ついに始まった学校生活。
不安と期待が入り交じるような気持ちの中、しかしやっぱり最初から揉め事の連発だった。
魔王は相変わらず「え? なんかやっちゃいました?」みたいな感じだし、ヨハンは無邪気に暴れ回るし、そこにリーゼの妹であるアンジェリカまで加わってシャノン一行は完全な動物園と化した。
え? これおれが全部面倒みなきゃいけないの?
たまたまおれと同室になった哀れな
そこに現れたのがウォルターだった。
ウォルター・ティンバーレイク。
ティンバーレイク家の次男で、おれたちと同じ新入生だ。
ティンバーレイク家とマギル家の派閥争いはここでも始まってしまい、そこに悪名高いケネット家の長男であるおれまで加わって状況は完全にカオスになる。
「ぼくは優秀なヤツを差別したりはしない。シャノン・ケネット――ぼくと〝友達〟になろうじゃないか。そうすれば、君はこれから学校で肩身の狭い思いをせずに済むと思うよ? このぼくが――ウォルター・ティンバーレイクが君のことを守ってあげようじゃないか。ケネット家の人間である君がこの先、王都で暮らしていくにはその方が得策だと思うけどね?」
どういうつもりか知らないが、ウォルターはおれを取り込もうとそんな提案をしてきた。
なので、おれはもちろんシャノンスマイルでウォルターにこう言ってやった。
「すいません、お断りします」
あ、ちなみにとある人におれの正体が思いきりバレました。
次回『大賢者、入学する』
乞うご期待!
μβψ
あとがき
なげぇ!!!!!!
これいつ終わるんだ!!!!!!
毎度自分でもそう思っている
いや、EP3がこんなに長くなるとは……本当はここで
嘘吐いて申し訳ございませんでした。
次のエピソードでたぶん入ると思います。
……入るかなぁ?(不安)
でも、どこかでは必ず入ります。
というか王都に立つ!! とか言っといて実際に立ったのは三章あたりですからね。いや全然王都に立たねーじゃんこいつ、と自分でも思っていました。それと王都に立つというよりは、マギル家へ行くという方が正しかったような……(^_^;)
次からようやく主人公たちが王立学校に入ります。
ラノベと言えば学園モノが定番ですが、ようやくこの作品を学園モノにすることができました。やっとここまでたどり着きました。そう、本当は学園モノが書きたかったんです。料理で言えば、ようやく下準備が終わったのでこれから料理に入るところです。やっと料理ができます。
ティンバーレイクとの確執は現世の因果であり、そして教団との確執は前世の因果と繋がっていきます。
これまで主人公は魔術とは縁遠い生活を送っていたので大賢者感/ZEROでしたが、これからはそういう感じも出てくるような気がします。現状では一切推理していない名探偵コ〇ン状態ですからね。
あと、魔王についても前世の因果は大きく関係してきますが、それについてもこれから話に登場します。
現時点ではEP4はまったく真っ白けなのですが……頑張って書いていこうと思います。
いや、もう本当にこんなところまでお付き合い頂いて感謝しかございません。
本当にありがとうございます。
☆や♡が増える度にそれを糧として生きています。
みなさまから頂いたエネルギーは決して無駄にしません。
作品にしてお返し致します。
よろしければこれからもよろしくお願いします🙇
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