私は三歳で母親が癌で亡くなり施設で育った、顔も覚えて無い施設の子供達は愛に飢えている

アキラヒカル

雨にも負ける

プロローグ

「まったく、いきなり下界の人間の様子を見てこいなんて

勝手すぎるわ!

私も一応神様的な存在なのに、まぁ一応ツクモ神なんだけど

物じゃ無くて動物からの転生の神様?

になるのかな・・・

もともとは、それは可愛い猫なんだけど、何千年間

輪廻転生りんねてんせいして来たから、そろそろいんじゃねってなって

せっかく築いたこの地位を存分に楽しもうと思っていたのに

今さら、人間の様子を見てこいってもう!

まぁ暇だけど・・・

ヒロインとしては我が輩にとっては、この美貌びぼう

ナイスバディに良いって言うから不満は無いけど好きにして

って言われてるから、適当にちゃっちゃと済ませてしまいたい!」


「それで今回の主人公はこの物語を読んでいる、君!

そうあなたよ!あなた!名前はみんな違うから分からないけど

他人事だと思わないでよ!

どうせ人類が滅亡するまでの間だけ我が輩がそばにいてあげる〜

なので安心するように、特別にこの物語にはもう一人主人公的な

人間が自称『私』と言って語っているからそいつは第三者的な存在

と思っていいわ!」

 

「まぁ、と言う訳なので、君が主人公だからこれ以上読まないなら

人類滅亡って事でよろしく〜

ニャン!」


 相変わらず凄く勝手な神様もいる訳だ、私はいろんな人を見てきた

いつの時代も人間は根本的には変わって無い、だがそこには

いつも愛があった、私は滅んでいった人間を見てきたが・・・

なるべくこの物語を読んでくれるのなら、なんとかしてあげたい

私も人間なんだから、責任とかでは無く、人生において何が必要か

くらいは私なりに語ってみよう、この物語は沢山の人間がいる訳だ

普通の人生なんて無い事だけは教えてあげよう。


 例えば、それって普通しないよねとか言う人いると思うけど

学校でこれが普通の行動ですって教わったのかな?


 個人個人性格は違うし、家での顔と学校での顔、職場での顔

全部同じですって言えるならこれ以上読まないでいいよ

でも違うって思うなら是非続きを読んでもらえると嬉しいかな

だってそこからこの物語が始まるから、まだ判断するのは早いと

私は思う、何故なら物語はまだ始まっていないのだから。


 そうこれはあなたの物語他人事では無く、あなたの物語

想像してごらん、この世に地獄なんて無いし、天国も無い

あるのは、あなたの物語、私は夢を語る事はしない、現実を見て

それを理解出来るように語るだけ、これはあなたの物語他人事では無く

全部あなたの物語・・・


「はいはい、早速出てきたのね、言い忘れてた、我が輩の名前

アントワネットですニャン!

アンでも、好きに呼んでくれてもいいけどあなたとは直接的

には話せないのはもう、今さらだけど〜

物語の主人公はあなた、そう君だからそこでの会話はあなたとの

会話だから、一応言っておくけどそういうことニャン!」


「まぁ、これで挨拶は終わったことだから、後は自称『私』と

言ってる人間が我が輩と話すことがあるから何か我が輩に聞きたい

なら、今はネットがあるでしょ〜なんとかそれを利用してみたら

いいんじゃない、我が輩はアントワネットだからね〜よろしくニャン」


 これからの出来事や物語はあなたの物語、私は語りあなたは

どう受けとめるのも自由だ、読まなくなったら、人類滅亡って思えば

いい、だってあなたの物語なのだからこれ以上説明はいらないでしょう

例え読まなくなって生きていても、この物語を終わらせるのは

読んでいる君、そうあなただけ読み続ければ終わらないし

途中で辞めたらそこまでの物語、私は語るだけそれでも

読んでくれるのなら、私は全力でお手伝いをしましょう

だってあなたの物語だからね・・・


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