肆
午後十一時の宇宙。
元気いっぱいのレールガン女子高生が現れた。
レールガン女子高生はなりきり女子高生(一般人がうかつに想定するとレールガン女子高生が来て危ない)よりも好きな物はなく、彼女に関するものを摂取したことによりいつも以上のパワーを発揮できるようになっていた。何かするというわけでもなく、とりあえず興奮で宇宙を飛び回っていただけなのだが、それが宇宙同盟をめっちゃビビらせて地球の守護にかなり貢献していた。
だがこれは好機とも言えた。レールガン女子高生がいない隙に地球に攻め入り、人類を滅ぼし、レールガン女子高生という概念自体を抹消させれば勝てるのだ。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生が手近な隕石に降り立って、雄叫びをあげた。
そんな場合ではないぞ!?
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