かぞくと笑顔で
裁判も無事に終わり、結婚して、国一番安定した領地と評されるわが領地。
よくジョージ様と二人で街を散歩しますが、領民がよく笑っていて、活気のある場所です。
カフェでお茶をしたり、買い物をしたりしますが、お店の方たちにもよく声をかけて頂けます。
「シャロン様、ジョージア様これも買ってってよ!」
「このお菓子試作品なんだよ。感想は?」
と。
ジョージ様がプロポーズでお父様の分もお母様の分も愛情をくださるとおっしゃってくださいましたが、
ジョージ様からだけでなく、多くの方から愛情を頂いています。
この街すべてが私の家族なのです。
だから私はこの家族を守らなければなりません。
そしてもう一人大切な存在…
私はお腹の中でジョージ様との子を大切に育んでいます。
妊娠がわかったときのジョージ様は喜びよりも不安が先にでていました。
「体調は?どこか痛いところはない?シャロンは大丈夫?」と。
子どもがお腹の中で成長しているのです。
こんな痛み耐えてみせます!
過度すぎるくらい心配するジョージ様ですが、そのお顔はいつも嬉しそうな笑顔であふれています。
その笑顔についつい私も笑ってしまうのです。
子どもが生まれても、なにがあっても私たちはこれからも
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