風がはこんだ物語

自称小説家

プロローグ オイラはかかし

やあ、おいら、かかしの不思議な物語「風が、運んだ物語」へようこそ!


オイラはかかし、一本足のかかし。いつも田んぼに立っているとても不思議な、いそうでいない一本足のかかし。


なにが不思議かって? それはオイラに心があること。人間と同じように、考える事ができる心があること。そして、人間と同じように『目が見えること』 それと、耳を使って、『声や音が聞えること』


そう、世界広しといえどこんな事ができるオイラのようなカカシは1人、いや一かかししかいないだろう。


毎日、目の前で繰り広げられる光景を目で見て、声や音を耳で聞いて、それだけでも楽しくて仕方ない。


この物語はこんなオイラがとても奇妙な事に巻き込まれて.一人の少年と出会い、その成長を助けていくと言うとても心温まるお話だ。


そして、このお話のカギとなるのが、風ということも頭の片隅でも置いておいてくれ。


そして、ぜひ最後まで読んでくれ。


そうすればオイラが伝えたいことがきっと判るから。


では、時間がゆるすかぎりオイラと少年の奇妙な物語、「風が運んだ物語」、一緒に応援してくれ。


では、はじまり、はじまり


次回 第1章 風がはこんだ贈り物


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る